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「特別展示|黒川良一」

Takuro Someya Contemporary Art
終了しました

アーティスト

黒川良一
今回TSCAでは、2015年にEspacio Fundación Telefónica Limaのコミッションによって制作されたオーディオビジュアルスカルプチャー作品《constrained surface》を特別展示しています。黒川良一は1978年大阪生まれ。ドイツ、ベルリン在住。90年代から「Synesthesia(共感覚)」をテーマにオーディオビジュアル・インスタレーションなどで実験を始め、聴覚、視覚、触覚の複数感覚の混合状態を作品やパフォーマンスで追求しています。黒川の作品の一つの特徴として、作家自身も言及する様に時間軸を含む彫刻的な成り立ちをしています。音とビジュアル、そして特有のフォルムやコンポジションを持つ造形、そこに鑑賞者の動きや個人個人のインプレッションと合わさることで、さらに新たな感覚をもたらします。そして彼の作品を構成する音は、自然や社会にあふれる音や、独自のアルゴリズムによって生成された音、それらの重なり合うスペクトラムな存在の音、そういった多くの音は、ある種のシンフォニーとなって、私たちの意識に新たな展開をもたらすようです。これまでの主な展覧会や演奏会として、テート・モダン(イギリス)、ポンピドゥー・センター(フランス)、ヴェネツィア・ビエンナーレ、上海民生現代美術館(中国)など。2010年には、アルス・エレクトロニカ(オーストリア)を象徴する重要なプライズとなる、デジタル・ミュージック&サウンド・アート部門でゴールデン・ニカ賞(最優秀賞)を授与されています。これまでに坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏や、青木孝允や半野喜弘など、他のミュージシャンとのコラボレーションがあります。

スケジュール

2019年10月19日(土)〜2019年12月14日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://tsca.jp/ja/exhibition/special-feature-exhibition-ryoichi-kurokawa/
会場Takuro Someya Contemporary Art
http://tsca.jp/
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F, 5F
アクセスりんかい線天王洲アイル駅B出口より徒歩9分、東京モノレール天王洲アイル駅南口より徒歩10分、京急本線新馬場駅北口より徒歩9分、JR品川駅港南口より都営バス「天王洲橋」下車徒歩4分
電話番号03-6804-3018
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