終了した展覧会・イベントです
[画像: 米田 和 作 黒描「水ニ遊ブ」鳥図壺(径17×高さ18cm)]

「米田和・米田文 陶展 - 寡黙と饒舌 - 」展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

米田和、米田文
米田和さんと米田文さんは、まったく異なる表現方法で、美を追究する九谷焼作家の親子です。和さんが陶芸を志したのは、文さんが生後7ヵ月の頃。「絵を描くことは元々好きだったのですが、轆轤上の土の変化、その感触にたちまち夢中になっていました。当時は、家事や子育てに多くの時間を要する毎日でしたが、ふと気付くと頭の中に器が立ち上がり、そこに絵を描いたりしていました。いざ、素焼きした器に直に筆を走らせる緊張感、たまらなく好きでした。これは今も同じで、何も変わっていないように思います」と和さん。身近な自然を温かな眼差しでとらえて黒釉で象徴的に表現し、九谷焼に新しい"白と黒の世界″を拓きました。一方の文さんは幼い頃から和さんの足元で粘土遊びをし、親子でスケッチ散策に出かけるような少女時代を過ごします。大学で日本美術史を学びつつも、造り手の道へ。さまざまな陶芸表現を試みた後に、物語性のある緻密でユーモラス、彩り豊かな小さな立体作品を発表するようになります。「密度を求めてどんどん小さく、細かく描き込んで一つの完結した世界に魅力を感じています。人生初の親子展ですから、"子どもになり切る″ことを今展のテーマにしました」と、文さん。遊び心と九谷五彩を高度に融合させた作品の数々が楽しませてくれます。互いに最大の理解者を相手に存分に創作が発揮される今展では、和さんの大皿や壺、茶碗や酒器、文さんの小箱や鉢、額皿などの作品が多数発表されます。

スケジュール

2019年11月8日(金)〜2019年11月17日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/638
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
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