エルンスト・ハース 「色彩の聖域 エルンスト・ハース ザ・クリエイション」

FUJIFILM SQUARE

poster for エルンスト・ハース 「色彩の聖域 エルンスト・ハース ザ・クリエイション」
[画像: 火山, スルツェイ島, アイスランド, 1965年 〈ザ・クリエイション〉より 写真:エルンスト・ハース Photo by Ernst Haas/Getty Images]

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FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)写真歴史博物館では、2019年3月1日(金)から5月31日(金)まで、カラー写真の先駆者として世界に最も影響を与えた写真家の一人、エルンスト・ハースの作品展を開催いたします。エルンスト・ハースは、1950年代にカラー写真の表現を切り拓き「色彩の魔術師」と呼ばれた写真家です。1921年、ウィーンに生まれたハースは、1947年にオーストリア人捕虜の帰還を撮影した写真でロバート・キャパに認められ、当時結成されたばかりの写真家集団マグナムに迎えられました。ハースも当初はモノクロによるドキュメンタリー写真に取り組んでいましたが、1949年から開発されて間もないカラーフィルムによる実験を始め、ニューヨークでカラーのシリーズ作品の撮影を始めます。当時のカラーフィルムは感度が極めて低く表現の自由度に欠けるものでしたが、ハースは巧みな技術でその特性を生かし、1953年に『ライフ』誌に初めてカラーフォトエッセイが掲載されると、その魔法のような色彩あふれる写真は世界中の写真家に感動と希望を与えました。ハースはその後もヴェネツィアの街やスペインの闘牛などをテーマに次々と創造的で詩情豊かなカラー作品を発表し、1962年には、ニューヨーク近代美術館で最初のカラー写真による個展を開催した写真家となりました。本展は、1971年に写真集として発表されたエルンスト・ハースの最高傑作「ザ・クリエイション」より、厳選された21点を貴重なダイトランスファープリント*で展示いたします。本作はキリスト教の旧約聖書「創世記」の冒頭に描かれる「天地創造」をテーマに、地球の誕生から四季の到来、生物の出現といった壮大な物語を美しくダイナミックにうたい上げた写真史上に大きな足跡を残す名作です。自然の姿に「天地創造」の荘厳な世界を重ね、鮮烈かつ繊細な色調で表現した作品群は、ハースの圧倒的な思想と視点を感じさせ、現代においては当たり前となったカラー写真の真の意味をも問いただします。それはまさに「色彩の聖域」であり、21世紀の今日も、そしてこれからの時代にも決して色褪せることはないでしょう。写真表現に新たな色彩の境地を切り拓いた偉大なる写真家エルンスト・ハースの世界をどうぞご堪能ください。* カラー写真を三色分解(イエロー、マゼンタ、シアン)し、染料を転写して製作されたカラープリント。深みのある色と豊かな階調表現を特徴とする。プロセスが複雑で作業に熟練を要し、コストも高いため、1995年以降、姿を消しつつある技法。
会場: 写真歴史博物館
[関連イベント]
1. 本展キュレーター・大澤友貴氏(フォトクラシック)によるギャラリートーク
日時: 3月30日(土)、4月20日(土) 各回 14:00~ /16:00~
2. 高橋則英氏(日本大学芸術学部写真学科教授)によるギャラリートーク
日時: 5月11日(土)各回 14:00~ /16:00~
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

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スケジュール

2019年03月01日 ~ 2019年05月31日

アーティスト

エルンスト・ハース

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