日下芝 展

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poster for 日下芝 展
[画像: 日下芝 ' Square#91w (Pyramid) ’ acrylic on panel 400x400mm 2019]

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「空間の還元化」をコンセプトに思考し制作される日下芝の作品は、パネルやキャンバス、紙などの支持体に、幾層ものペイントを重ねることで、描く対象が形成されていきます。制作に用いられる素材や形状、色彩は至ってシンプルであるのにも関わらず、知的な雰囲気と圧倒的な存在感を兼ね備えた日下の作品は、観る者にポジティブな驚きを与えてくれます。日下にとって制作とは「庭園様式の枯山水のような、比喩的思考で小石や砂利を水に見立てるように、図形を何かに見立て絵画空間を作りだす作業です。何かの対象を平面に描くのではなく図形を使い平面に形態を造型していく感覚」だと話します。図形や描く対象が重要なのではなく、風景や人物、静物など、様々な対象同士の「空間」に重点を置いているのです。そこには、図形の情景はあくまできっかけであって、その向こうに何かを見たいという日下の想いが込められています。情緒や感情に捉われない「純粋な空間」を表現することを追求し、どこにでもある日常空間を「芸術」と言われる形式の中に還元できるようにと作品制作に取り組んでいます。本展では、長年図形を利用して画面構成をしてきた日下の新たな試みとして、「不定形の配置により絵画空間を現在の空間に還元」することにも挑戦いたします。日常空間を芸術に落とし込むように制作してきたこれまでの手法とは逆の視点から生まれた取り組みだと言えるでしょう。図形の代わりとして、日常生活における物質や空間の形を利用し、形や色だけの情報を取り出した即物的な形態で構成した作品も合わせて発表いたします。

メディア

スケジュール

2020年01月10日 ~ 2020年01月19日

オープニングパーティー 2020年01月10日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

日下芝

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