終了した展覧会・イベントです
[画像: ©Astuto Shimada]

「PGI Summer Show 2019 "monoとtone"」

PGI
終了しました

アーティスト

小島康敬、嶋田篤人、田山湖雪、西岡広聡、平本成海
美術の歴史において、工業製品の技術の進歩は、表現の可能性の拡大に大きく寄与してきました。とりわけ、写真は、技術と表現が非常に密接で、技術の変化、革新に、大きく影響を受ける分野です。1839年にダゲレオタイプが発明されてから今年で180年。それからおよそ100年後の、1940年代にカラーフィルムが実用化されましたが、保存性や表現性の観点から、作品に用いられることは稀で、写真家が表現の手段としてカラーフィルムを手にしたのは、1970年代のことでした。現在では、デジタルでの撮影や、インクジェットでのプリント制作における保存性もある一定のレベルに達し、多くの写真家がデジタルによる作品の発表を行なっています。本展では、ポートフォリオレビューなどで出会った、才能ある若手写真家の作品を、グループ展としてご覧いただきます。画家が絵筆や絵の具を選ぶように、写真家も、現代の充実した選択肢の中から、自身が表現するための材料や手法を選びます。ある作家は、魅力的な被写体と出会った時に、モノクロを選びながらも、カラーでなければ写らない、と諦めることがあると言います。またある作家は暗室での作業の身体性に言及し、ある作家は影響を受けた写真家から受け継いだ、ごく自然な行為としてモノクロのフィルムを手にしています。シリーズによって、カラー作品とモノクロ作品の両方を、使い分ける作家もいます。白と黒、その間にある無数のトーンで表現された作品を、是非お楽しみください。

スケジュール

2019年7月10日(水)〜2019年8月24日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.pgi.ac/exhibitions/4605/
会場PGI
http://www.pgi.ac/
住所〒106-0044 東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
アクセス都営大江戸線赤羽橋駅中之橋口より徒歩4分、東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅6番出口より徒歩8分、東京メトロ日比谷線神谷町駅1番出口より徒歩8分
電話番号03-5114-7935
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