終了した展覧会・イベントです
[画像: 田沼武能「放課後のいたずら描き」オーストラリア・シドニー 1983年]

田沼武能 「童心 - 世界の子ども 写大ギャラリー・コレクションより」

写大ギャラリー
終了しました

アーティスト

田沼武能
日本を代表する写真家であり、東京工芸大学名誉教授でもある田沼武能の写真展を開催いたします。本展は、世田谷美術館で開催される 田沼武能 写真展「東京わが残像 1948-1964」(会期:2019年2月9日〜4月14日)にあわせての開催です。
田沼武能は、1929年に東京浅草で生まれ、1949年に本学(当時・東京写真工業専門学校)を卒業します。卒業後、サン・ニュース・フォトスに入社し、同時に木村伊兵衛の助手として写真家人生をスタートしました。その後、新潮社『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真による連載で注目を集め、1965年にはアメリカのタイム・ライフ社と契約し、フォト・ジャーナリズムの分野で活躍します。また、ユニセフ(国連児童基金)親善大使の援助国訪問には、1984年の初回からすべてに同行取材するなど、世界各国で撮影取材を行います。
世界各国を取材する中で、田沼は子どもたちに魅せられ、今日まで世界中の子どもたちを撮り続けてきました。これまでに120ヵ国を超える国々を訪れ、子どもたちの写真を通してメッセージを送り続けています。
田沼は「子どもは地球の鏡」と述べています。内戦や貧困など困難な状況に生きる子どもたちを含め、世界各地の子どもたちの生き生きとした姿や暮らしを捉えることにより、田沼の写真は、子どもたちの大切さや素晴らしさを訴えると共に、地球上の諸状況を伝えています。
90歳を迎える現在も写真家として精力的に活動を続ける田沼武能。そのライフワークである世界の子どもたちを、本学のコレクションと新たに加えた作品で構成しご紹介します。

スケジュール

2019年3月5日(火)〜2019年4月27日(土)

開館情報

時間
10:0019:00
休館日
木曜日、日曜日
備考
会期中無休
入場料無料
会場写大ギャラリー
http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/
住所〒164‐8678 東京都中野区本町2-4-7 東京工芸大学 5号館(芸術情報館)2F
アクセス東京メトロ丸の内線・都営大江戸線中野坂上駅より徒歩7分
電話番号03-3372-1321
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します