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[画像: 高橋常政「硬イ海ヲ泳グ黒イ亀ノ上ノ白イサイ」 2019 水彩、アクリル、墨、金箔、ミクストメディア、和紙、パネル 51×92cm]

高橋常政 「見つめてくる『イメージ』を見つめて」

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

高橋常政
高橋常政(たかはし・つねまさ/ b. 1949 東京)は'74年にウィーン、ハンブルクに渡り、R. ハウズナー、E. フックスに師事。主に油彩、テンペラの混合技法を学び、ウィーンで個展を開催。以後約4年間ヨーロッパで活動しました。帰国後は、個展やグループ展などで作品を発表。その傍ら雑誌の挿絵、本の装丁、表紙画のイラスト、絵本など約40年に渡り画家、イラストレーターとして活躍。劇団四季ミュージカルのポスターデザインなども長く手掛けています。ギャルリー東京ユマニテでは1985年に初個展。その後も発表を続け、2011年には18年振りの個展を開催し、今回は4年振りの新作展となります。高橋はその時々で興味のある絵画を徹底的に研究し、自身の作品を通して読み解いていきます。前々回の個展では、アンジェリコ、ボッティチェッリと室町期の等伯、狩野派、宗達、そして若冲などに焦点を当て、色彩豊かな油彩テンペラで、ヴィーナスをイメージさせる女性像に若冲の「動植綵絵」を彷彿とさせる動植物が渾然一体となった作品を発表しました。さらに前回(2015年個展)には、菩提寺である蓮華寺(東京・巣鴨染井)のふすま絵制作の機会を得、中国北宋と、室町から江戸末期の絵画を研究し、いわゆる滲みの水墨画ではなく、墨で鮮明に描く「墨描画」で10mものふすま絵を発表しました。金箔の海に横たわる巨大で躍動感あふれる魚やサイ、象。今回の新作も圧倒的な存在感を放つ3mもの大作を中心に、動物や風景、人物像など様々なモチーフを描いた作品を約50点発表します。日々精力的に描き、あふれ出す沢山のイメージと格闘する高橋の新作、今回もお見逃しなく是非ご高覧下さい。

スケジュール

2019年6月24日(月)〜2019年7月13日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://g-tokyohumanite.com/exhibitions/2019/0624.html
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
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