期待される人間像

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[画像: 千葉大二郎]

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千葉大二郎はアーティスト・ユニット硬軟のメンバーとして活動するとともに、個人として平面作品を制作してきました。「期待される人間像」は、昭和41年の中央教育審議会において「後期中等教育の理念を明らかにするため、主体としての人間のあり方について、どのような理想像を描くことができるかを検討したもの」であり、当時の日本人にとっての道徳の規範として提示された概念です。「八犬伝DF」では、千葉は道徳の象徴たる文字や出来事を絵画に落とし込みます。作家が考案した規範=ルールに則って描かれた画面には、クロスワードパズルを連想させる四角い空白が現れます。空白はその中身が代入可能であることを暗示し、理想というものが相対的、流動的であることを示しています。一方で、コントロールされることへの高揚感も画面は持ち合わせています。背景となる緑色の格子模様は、軍服の迷彩模様がファッションとして消費されていく社会の中で、21世紀に生まれたデジタルフローラ迷彩が曲亭馬琴の仁義八行と二次元の世界で出会ったとき、道徳概念自体のキャラ化=擬人化がブラウザクラッシュとともに始まることを予兆するかのようです。ほかに、朝鮮民画の文字図や、日清戦争でラッパを口から離さずに戦死したといわれるラッパ手、木口小平をモチーフにしたガラス絵など、本展では、道徳心の所在を主題にした平面作品を発表いたします。

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スケジュール

2019年09月14日 ~ 2019年10月05日

アーティスト

千葉大二郎

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