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山本アンディ彩果 「永恆的故事 - エターナルストーリー - 」
終了した展覧会・イベントです
[画像: 山本アンディ彩果《物語の亡霊》 2019]
山本アンディ彩果 「永恆的故事 - エターナルストーリー - 」
象の鼻テラス
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アーティスト
山本アンディ彩果
世界のクリエイティブな港町をつなぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」。今回アーティスト交流を行った高雄では、旧倉庫街をリノベーションした複合アートスペース駁二(ばくに)芸術特区を中心として、行政府のサポートのもと文化事業が盛んに行われています。象の鼻テラスと高雄は、2017年に交流を開始し、今年6月に横浜のアーティスト山本アンディ彩果を派遣し、9月に高雄よりLiu Chih-hungを受け入れました。この度、山本アンディ彩果の帰国展として「永恆的故事 ─エターナルストーリー」を開催します。ポート・ジャーニー・プロジェクトは2011年より、横浜港との姉妹港・連携港を皮切りに、両港間のアーティストの交流をはじめ、双方の行政、文化施設と市民の方々等との立体的で持続的な相互交流を目指し活動しております。その中でも本展は、高雄・台湾との文化交流の中でアーティストを相互派遣し、それぞれの土地に滞在したアーティストが制作、展示をすることで文化交流を図るプログラムとなります。山本アンディ彩果は、失ってゆく記憶をとどめようとする行為と、果物などを美しいままに保存する砂糖漬けという技法の類似性に着目し、作品制作を通して記憶についての考察を行っています。山本が砂糖漬けという手法で作品をつくり始めたきっかけは、認知症の祖父との二人暮らしでした。一瞬前の出来事ですらすぐに忘れてしまう祖父を前に、記憶が消えたり曖昧になることはまるでフィクションのようだと思えてきたと語る彼女は、おとぎ話(=フィクション)の本を砂糖漬けにしていく作品『エターナルストーリー』を発表しはじめました。刻々と溶けていってしまう儚い保存方法を用いることで、どうしても忘れていってしまう記憶に対する自覚と、それと同時に記憶が永遠に残ることを願う思いの両面を表しています。今回、本プロジェクトにて高雄での滞在制作および展示発表を終えた山本は、他者とのコミュニケーションが取りづらい環境下におかれた自らの状態を表現し、高雄に滞在した旅の記憶を保存した作品『永恆的故事』(=台湾語でエターナルストーリーの意)を横浜にて展示します。高雄の本と砂糖を使用した日本初公開の作品となります。
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スケジュール
2019年10月28日(月)〜2019年11月17日(日)
開館情報
時間
10:00 〜 18:00
備考
開館 16:00〜20:00、11月1日から4日は21:30まで
入場料
無料
展覧会URL
https://zounohana.com/schedule/detail.php?article_id=1263
会場
象の鼻テラス
http://www.zounohana.com/
住所
〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1
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アクセス
みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩約3分
電話番号
045-661-0602
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