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[画像: Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still. © Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning]

「マシュー・バーニー 最新フィルム作品『リダウト』 日本プレミア公開」 上映イベント

東京都写真美術館
終了しました

アーティスト

マシュー・バーニー
米国のアーティスト、マシュー・バーニー。伝説的フィルム作品『クレマスター3』(2002)の完成をもって、長らく謎につつまれていた『クレマスター』サイクル全5章(1994-2002)の封印が解かれた。当時、同作をロードショー公開したのが、東京都写真美術館ホールである。それから15年を経た2017年、マシュー・バーニー『クレマスター』サイクル全5部作が東京都写真美術館ホールで再映された。同時上映は、マシュー・バーニーがビョークと初コラボしたフィルム作品『拘束のドローイング9』(2005)だった。そんな歴史をもつ東京都写真美術館ホールにて、今度はマシュー・バーニーによる最新フィルム作品『リダウト』を日本初公開する。舞台は、マシュー・バーニーが育ったアイダホ州。その地は、ロッキー山脈に隔てられた天然の要塞。「要塞」のことを英語で“REDOUBT(リダウト)”という。物語の下敷きは、ギリシャ神話「ディアナとアクタイオン」。狩猟の女神、ディアナは、貞節の女神でもあった。森の中で水浴していると、そこに猟師のアクタイオンが迷い込んでくる。恥ずかしさで顔を赤らめるディアナ、その裸体を隠そうとするニンフ(妖精)たち。しかし、ハンターのアクタイオンは女神の裸を見てしまう。すると、彼の頭から角が生え、鹿の姿に変貌。かつて鹿狩りの名手として、猟犬に鹿を追わせてきたアクタイオンだが、今度は自分が鹿となり、猟犬に追われる立場に…。そんな神話をそのまま描かず、自作の中に取り込んだ構造。銅板の彫刻作品を電気分解する過程のドキュメントとも読み取れるか?

スケジュール

2019年10月31日(木)〜2019年11月1日(金)

開館情報

時間
10:0018:00
木曜日・金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料料金 1600円
展覧会URLhttp://topmuseum.jp/contents/exhibition/movie-3683.html
会場東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/
住所〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩11分
電話番号03-3280-0099
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