「『白蛇伝』[デジタル復元版]4KDCP世界初上映」上映イベント

国立映画アーカイブ

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このたび、国立映画アーカイブが東映株式会社、東映アニメーション株式会社と三者共同で2018年に東映所蔵のオリジナルネガから復元を行った、日本初の長篇カラーアニメーション映画『白蛇伝』[デジタル復元版]が、現在開催中の企画上映「逝ける映画人を偲んで2017-2018」(2019年6月29日[土]-9月1日[日])にて、4KDCPで世界初上映されます。中国に古くから伝わる伝記である、白蛇の化身・白娘(パイニャン)と恋人・許仙(シュウセン)の愛を描いた『白蛇伝』(はくじゃでん)は、東映アニメーション株式会社が制作し、1958年に東映株式会社が公開。国内外で数々の賞に輝いた、日本アニメ史だけでなく日本映画史においても極めて重要な作品です。今回の共同復元では、現存するセル画等の関連資料を参照し、色彩調整、色ムラ・フリッカー(ちらつき)の除去、黒コマの修正、縦キズの除去などを行いました。可能な限り公開当時の映像美を再現して甦った本作は、第72回カンヌ国際映画祭(2019年5月14日[火]-25日[日])のクラシック部門(※)で正式上映され、上映後には拍手喝さいが巻き起こる、大きな盛り上がりとなりました。カンヌ国際映画祭での上映は2KDCP版でしたが、当館では、4Kスキャン・4Kデータで修復した4KDCP版を世界で初めて上映します。復元作業に携わった当館の大傍正規主任研究員は、4KDCP上映について次のように語りました。「東映株式会社が<東洋のディズニー>を目指し、国内初の本格的な動画スタジオを立ち上げて製作した『白蛇伝』の公開当時の色彩を鑑賞することのできる、またとない機会です。ぜひ、2Kの約4倍の解像度を持つ4KDCPの上映で、オリジナルのフィルムが持っている色彩豊かな、本来の映像美に触れて頂きたい。セル画の質感はもちろん、東映動画スタジオのスタッフの手仕事の痕跡まで顕わになっているのも、見所の一つです。」「逝ける映画人を偲んで2017-2018」は、当館で2年ぶりに開かれる、日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人の方々を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画です。
※上映スケジュール、関連イベント等詳細は公式ホームページをご覧ください。

メディア

スケジュール

2019年07月21日 ~ 2019年08月20日
7月21日13:00〜・8月20日15:00〜上映

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