終了した展覧会・イベントです
[画像: リチャード・ゴーマン「アズサ」2018) 油彩・麻 150×150cm]

リチャード・ゴーマン 「KEIJO 形情」

茅ヶ崎市美術館
終了しました

アーティスト

リチャード・ゴーマン
ダブリン、ミラノ、日本と世界中に制作拠点を持つアイルランドを代表するアーティスト、リチャード・ゴーマンの展覧会を開催します。
1946年ダブリンに生まれたゴーマンは名門トリニティ・カレッジで経営学を学び、自動車業界に就職しましたが、少年の頃からの夢を捨て切れず、31歳にして美術学校に入学、画家としての第一歩を踏み出しました。日本との関わりは古く、90年代に福井県の岩野平三郎製紙所で作られる越前和紙に出会ってからは、重要な素材としてその後の作品に活用してきました。和紙による繊細な作品は、キャンヴァスを用いた油彩画の堅固なフォルムと好対照を成しています。
ゴーマンの作品の特徴は、絶妙な色彩で色分けされた幾何学形体の組み合わせにあります。有機的で遊び心を感じさせるそれらの作品を、アイルランドの映画監督、ニール・ジョーダンは“Emotional Geometry”(感情的な幾何学形)と評しています。
谷崎潤一郎の文学から湘南の地に憧れを抱いていたゴーマンが、茅ヶ崎市美術館を訪れたのは2015年。以来同館での展示を前提に作品を制作してきました。
アイルランドで育まれた美意識と湘南・茅ヶ崎の風土の融合を試みることが本展覧会の目的のひとつです。私たち鑑賞者は約20点の「感情的な幾何学形」を通して、自分自身に眠る、忘れていた感情を思い出すことが出来るかもしれません。
[関連イベント]
◎アーティストトーク
リチャード・ゴーマン氏が自身の作品を解説します。
講師 : リチャード・ゴーマン(アーティスト)
日時: 4月6日(土) 14:00~(30分程度)
料金: 無料(要観覧券/事前申込不要)
◎講演会「リチャード・ゴーマンを語る」
過去2回のリチャード・ゴーマン展を開催した三鷹市美術ギャラリーの浅倉氏がゴーマンの人と作品を語ります。
日時: 4月21日(日) 13:30〜15:00
講師: 浅倉祐一朗(三鷹市美術ギャラリー副館長)
会場: 美術館 エントランスホール
席数: 約50席
料金: 無料(事前申込不要)
◎0歳からの家族鑑賞会 「OH BOY & GIRL みるっこ家族鑑賞会」
レクチャーを受けながら、小さなお子さまと一緒に参加できる鑑賞会。
講師: 冨田めぐみ(NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会)
日時: ①5月16日(木) 、②5月18日(土) 各日10:30〜11:30
対象: ①0歳から3歳児とその保護者 ②4歳から小学生とその保護者
会場: 美術館展示室、2階 アトリエ
定員: 各回30名(申込制/先着順)
料金: 無料(保護者は展覧会観覧券が必要です)
※申込み方法等詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年4月6日(土)〜2019年6月2日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12月29日〜1月3日)
備考
4月29日・5月6日は開館、5月7日は休館
入場料一般 700円、大学生 500円、高校生以下・市内在住65歳以上の方・市内在住障害者及び介護者 無料
展覧会URLhttp://www.chigasaki-museum.jp/exhi/2019-0406-0602/
会場茅ヶ崎市美術館
http://www.chigasaki-museum.jp/
住所〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
アクセスJR相模線・東海道本線茅ヶ崎駅南口より徒歩8分、JR茅ヶ崎駅南口よりコミュニティバスえぼし号「図書館前」下車徒歩3分
電話番号0467-88-1177
関連画像

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