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「みつめる - 見ることの不思議と向き合う作家たち - 」展
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「みつめる - 見ることの不思議と向き合う作家たち - 」展
群馬県立館林美術館
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日常の自然や風景、身辺の周りにあるものから受けとめたものを絵画表現とする、この見ることと描くことの間を橋渡しするものは何でしょうか。本展覧会では、見ること、感じることの神秘を問い、それを絵画空間でのみ表しうる独自の表現へと深め続けている7人の作家に注目します。樹木のある空間を見つめ、紙の裏側から墨を滲ませてその濃淡により描画し、水墨画の伝統から新たな可能性を引き出す浅見貴子。柔らかい布、硬質な磁器など日常的なモチーフを取り巻く光に注目し、ものの存在を質感でとらえ、描き出す伊庭靖子。気配や湿り気、植物の香りなど、ふとしたできごとを五感で受け止めてドローイングへとつなげる金田実生。樹木や風景を描画した上を絵の具で薄く覆い、画面のレイヤーを通じて、イリュージョンと物質感を往還する児玉靖枝。あるとき、ある場所の光や風をはらむ海や空や街路の情景を、かけがえのないものとしてスケッチし、線と形と色相の響き合いへと置換する津上みゆき。樹々の間にのぞく果てしない空を、感覚の上に引き寄せる樹木の複雑な構造を通して、画面上に生じる「空間」の不思議を問う日高理恵子。天空や水中など、大気や水に満たされた大きな広がりを連想させる幻想的な世界を、繊細かつ深遠な色調によって作りだす水村綾子。彼らの作品は、現実世界と絵画世界の関係性の探究と、新鮮な発見を続けるための意識的で持続的なチャレンジ、この二つがクロスするところに成立しています。7人の作家たちは、私たち誰もが知る日常の視覚的世界に根ざしながら、見ることの不思議を伝えるそれぞれ独自の絵画表現を通して、世界をみつめる透徹したなまなざしへと誘います。
[関連イベント]
1. アーティスト・トーク(申込不要、要観覧料)出品作家が展示室内で出品作品についてお話します。
日時・講師
7月13日(土)午後1時30分~3時 児玉靖枝、伊庭靖子
7月28日(日)午後2時~3時 浅見貴子
8月24日(土)午後2時~3時 津上みゆき
9月1日(日)午後2時~3時 金田実生
9月14日(土)午後2時~3時 日高理恵子
会場: 展示室
2. 水村綾子ワークショップ「雑誌や写真で簡単 抽象画風インテリア作り」
日時: 7/20(土)午後1時~4時 *小学3年生以下は保護者の付き添いが必要です
講師: 水村綾子
会場: 別館ワークショップ室(要申込、先着20名、参加費500円)
3. 学芸員による作品解説会(申込不要、要観覧料) 展覧会担当学芸員による解説を聞きながら、作品を鑑賞します。
日時: 7/24(水)、9/8(日) 各日午後2時~(約40分)
会場: 展示室
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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スケジュール
2019年7月13日(土)〜2019年9月16日(月)
開館情報
時間
9:30 〜 17:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料
一般 610円、大学生・高校生 300円、中学生以下・障害者手帳提示とその介護者1名 無料
会場
群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp/
住所
〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
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アクセス
東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号
0276-72-8188
関連画像
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