終了した展覧会・イベントです

浅野暢晴 「現れるところ 消えるところ」

Hasu no hana
終了しました

アーティスト

浅野暢晴
私方ギャラリーでは2016年の個展「百目」以来の紹介となりますが、近年は地方での発表が続いたため、東京での個展も実に3年ぶりとなります。前述は本展に寄せた作家の言葉ですが、浅野にとって生と死の”境”に興味を抱いていることが垣間見れます。その”境”には、不安定で曖昧な存在たちがいる。彼らに形を与え、彼らの存在する世界(闇)を内包させたものが、代表作でもある陶の彫刻作品「トリックスター」となります。2016年の個展「百目」の時には、彼らにはまだ名前がなく、知る人も少なかったが、翌年に行われた中之条ビエンナーレで”謎のオブジェ”としてSNSを通じて静かに話題になっていきます。「トリックスター」という愛称を与えられ、作者の手からも離れその存在が知られていくようになるにつれ制作・発表と作家を取り巻く環境は大きく変化をもたらしました。さらに陶の彫刻である「トリックスター」に旅をさせるというプロジェクトも実施し、現在も展覧会とは異なる形で、常に作品が知られる機会に恵まれています。開けてきてはいるものの、アート業界というのは未だに狭い世界であり、業界内で評価のあるアーティストでも、一般的に知られていることは少ないのが現状です。そういった意味では「トリックスター」は、例外的な広まり方をした/している作品だと言えます。本展は、2017年以降に「トリックスター」を知った人々は、彼らが内包している闇をみたことがあるだろうか?というギャラリーからの問いに対し、浅野暢晴が今一度自身の制作を振り返るような形で新旧交え、テーマを見つめていきます。

スケジュール

2020年1月11日(土)〜2020年1月19日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
水曜日は15:00から、水曜日は22:00まで、金曜日は15:00から、金曜日は22:00まで
休館日
木曜日
不定休あり
入場料入場料: 500円
展覧会URLhttps://www.hasunohana.net/asano-2020
会場Hasu no hana
http://www.hasunohana.net/
住所〒142-0041 東京都品川区戸越5-8-19
アクセス東急大井町線戸越公園駅北口より徒歩2分、都営浅草線戸越駅A2出口より徒歩9分、東急池上線荏原中延駅より徒歩10分
関連画像

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