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「建築と光」

エモン・フォトギャラリー
終了しました

アーティスト

マリー・パッサ、木村尚樹、宮原夢画、GENTAROABE、鈴木悠生、川口聡太
この度エモン・フォトギャラリーでは、『建築と光』と題して6名の写真家の作品を集めて展覧会展を開催致します。それぞれの写真家が様々な様式の近現代建築のフォルムに眼差しを向け、その光を取り込む構造から表れ出た美のコンポジションをご覧いただくグループ展です。フランスの女性写真家のマリー・パッサは、ル・コルビュジェやルイス・バラガンの建築に着目します。自然の光によって乱反射するプリズムのような色彩を哲学的思考と重ね合わせた代表作を展覧。マリーは斬新な視点で名の知れた建築を詩的に捉え直し、説明的な演出を避けて写真の限界を押し広げようとしています。木村尚樹は、ハーバート大学大学院でイタリア・ルネッサンス期を中心とした美学美術史を専攻、修了しました。代表作『凪』は、歴史の重みを染み込ませたヨーロッパの建築物や彫刻に眼差しを向け、光と影の偶然が作り出す静謐な時間をフィルムに定着させます。厳格でありながらエレガントな印象を残す木村の写真は、日本の精神性に通ずる「潔さ」によって貫かれています。宮原夢画は日本の伝統建築で最も象徴的な床の間に着目します。本来、掛け軸や活花を飾る床の間をステージに見立て、大胆な発想でシュールなオブジェは配置した作品。用途不明な三角錐、 吊るされた繭のようなもの、または黒い涙のような「何か」。宮原のイマジネーションは異化され眩暈する光景をつくり出し、それらは日本建築のミニマムな空間の中で、陰影を含んだ柔らかな光によって包まれています。そして三人の新進作家のご紹介として、60年代以降につくられた近代建築に眼差しを向けた鈴木悠生。そして人の気配を思わせる光と影に着目したGENTAROABE。そして建築を学び、写真家として創作活動を行っている川口聡太、3名の作品を交えて展覧致します。

スケジュール

2019年5月10日(金)〜2019年6月8日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日は18:00まで
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.emoninc.com/architecture
会場エモン・フォトギャラリー
http://www.emoninc.com/
住所〒106-0047 東京都港区南麻布5-11-12 TOGOビル B1F
アクセス東京メトロ日比谷線広尾駅3番出口より徒歩3分
電話番号03-5793-5437
関連画像

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