終了した展覧会・イベントです
[画像: 「京鹿子娘道成寺」白拍子花子 撮影:吉田千秋 ©松竹株式会社]

「六世 中村歌右衛門 展」

世田谷文学館
終了しました
*新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、令和2年3月31日(火)~4月15日(水)を臨時休館とさせていただきます。

※本展示は臨時休館の影響で会期を縮小して掲載しております。
元会期: 2020年1月18日(土)〜4月5日(日)

わが国が世界に誇る総合芸術にしてエンターテインメントである歌舞伎。400年間にわたって芸を継承し、様式美を追究する一方で、戦略的に他ジャンルとのコラボレーションや最先端のテクノロジーも取り入れながら時代に合わせた進化を続け、活況を呈しています。世田谷・岡本の地を終の棲家とした人間国宝、六代目・中村歌右衛門(1917~2001)は、その艶麗で品格ある芸風で、日本のみならず世界も魅了しました。三島由紀夫が「時代を代表する俳優」と絶賛したとおり、年齢に応じて「まことの花」を咲かせながら、昭和から平成にかけて歌舞伎界を名実共に牽引していきます。本展では「京鹿子娘道成寺」「隅田川」「伽羅先代萩」「助六由縁江戸桜」など、当たり役と言われた名作とともにその役作りを紹介、海外公演の足跡などもあわせて展観し、不世出の女形の人と芸に迫ります。世界の眼が東京に注がれる2020年の幕開け、世田谷文学館は初めて日本の古典、伝統芸能の世界にチャレンジします。伝統に倣い、伝統を超えようとする役者たちの芸と精進、心の琴線を震わせる物語と情感あふれる音楽、きらびやかな衣装と舞台装置……。名優中村歌右衛門の生涯を通して、歌舞伎の国ニッポンの豊かな美と文化を見つめ直す機会としていただければ幸いです。

スケジュール

2020年1月18日(土)〜2020年3月29日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 200円、大学生・高校生 150円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示 100円、企画展はイベントにより異なる
会場世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/index.html
住所〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10
アクセス京王線芦花公園駅南口より徒歩5分、小田急小田原線千歳船橋駅北口より京王バス(千歳烏山駅行き)「芦花恒春園」下車徒歩5分
電話番号03-5374-9111
関連画像

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