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「日墺洪国交樹立150周年 オーストリア映画・ハンガリー映画特集」

国立映画アーカイブ
終了しました
本年は、日本とオーストリア=ハンガリー二重帝国が修好通商条約に調印してから150年にあたります。同帝国の歴史は第一次世界大戦の結果幕を閉じますが、その後それぞれ共和制へと移行したオーストリアとハンガリーは、激動の時代を経ながら、日本との友好関係を築いてきました。本特集では、当館所蔵の日本語字幕付きプリントを中心に、さらに両大使館の提供による作品も加え、オーストリア映画・ハンガリー映画をそれぞれ5プログラムずつ(計10プログラム)上映いたします。オーストリア映画は、輝かしい音楽の歴史をもつオーストリアならではの歌や音楽の魅力溢れる『幼な心』や『未完成交響楽』に加えて、80年代感たっぷりなアレンジのミュージカル×犯罪コメディ『ミュラー探偵事務所』も上映し、多彩な音楽を楽しむことができます。さらに、今年生誕100年を迎えた映像作家マリア・ラスニッヒの作品集や、映像コラージュ『映画に必要なのは女と銃だけだ』など、女性やその身体をテーマにしたオーストリアの個性的な映画作家たちによる実験的作品も上映し、オーストリア映画の幅の広さを体感できるプログラムとなっています。ハンガリー映画は、社会の厳しい現実の中で生きるカップルを、伝説的なダンスシーンを含む鮮烈な映像で描いた『メリー・ゴー・ラウンド』や、ハンガリーを代表する映画監督コーシャ・フェレンツが、第二次世界大戦末期と1956年のハンガリー動乱というハンガリー現代史にとって重要な2つの時期を、一つの家族の3世代に渡る受難の歴史として描き、映画史に燦然と輝く219分の大作として結実した『もうひとりの人』も上映。ほかにもハンガリー動乱と同年に開催されたメルボルン・オリンピックでのハンガリー対ソ連の水球の試合「メルボルンの流血戦」を描く『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』など、ハンガリーの激動の歴史に根差した作品を多く上映します。
会場: 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2 階)

スケジュール

2019年10月10日(木)〜2019年10月20日(日)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
入場料 一般 520円、大学生・高校生・65歳以上 310円、小学生・中学生 100円・障害者手帳提示とその介護者1名 無料
展覧会URLhttps://www.nfaj.go.jp/exhibition/austriahungary201909/
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)