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「やきもの入門 - 色彩・文様・造形をたのしむ」

出光美術館
終了しました
毎日使う食器、お気に入りのマグカップ、花をいける花瓶……、やきものは私たちの身の回りに溢れており、生活を豊かに彩ってくれます。とりわけ日本における「やきもの文化」は、他の国とは異なり、多様で独自の文化を成熟させたといえるでしょう。
さて、日本にやきものが誕生してから約1万6千年。その連綿と続くやきもの文化の歴史は、どのようにかたち作られたのでしょうか。やきもの作りの歴史を紐解いていくと、そこには技術や文化において憧れであった、中国や朝鮮半島で作られた輸入陶磁・唐物の存在があり、日本のやきものが広域な東アジア圏の一部であったことをうかがわせます。一方、作品鑑賞の歴史が独自に培われてきたことも重要です。茶道や華道、宴席のうつわにも、日本ならではの文化や慣習が組み入れられ、やきものの評価へと繋がっている歴史があります。卓越した技をもつ陶工たちと、それを受容する審美眼に優れた人々によって、日本のやきもの文化は育まれてきたのです。
本展では、日本人がやきものを使い始めた縄文時代から、陶芸家が個人の美意識を作品として表現するようになる近代に至るまで、やきものから見えてくる美の変遷を三つの視点から紹介します。「色彩」「文様」「造形」のキーワードをヒントに、それぞれに花開いた日本のやきものの姿をお楽しみください。

スケジュール

2019年11月23日(土)〜2020年2月2日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
備考
12月23日(月)〜1月3日(金)は年末年始休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 800円、中学生以下 無料(ただし保護者の同伴が必要です)
展覧会URLhttp://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/
会場出光美術館
http://idemitsu-museum.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
アクセスJR山手線有楽町駅国際フォーラム口より徒歩5分、東京メトロ有楽町線有楽町駅B3出口より徒歩3分、都営三田線日比谷駅B3出口より徒歩3分
電話番号050-5541-8600
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