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「現代美術の室礼 - 村山秀紀の見立て - 」展

日本橋髙島屋 6F / 美術画廊
終了しました

アーティスト

村山秀紀
襖や屏風、掛け軸、工芸品など、日本の美術は室内装飾や実用品としてくらしの中で生まれ溶け込み、またくらしや文化とともに発展してきました。日本人はそれらを用い、年中行事や節句、季節を告げる室礼をして空間を飾り、神仏や自然への敬意を払い、死生観や四季の移ろいに思いを巡らせてきました。伝統的な決まり事の枠内で、主人の見立てや美意識により、室礼は秘めた主題やメタファーの込められた奥深い装飾表現となります。既成にとらわれない独創的な表具で注目される京都の立入好和堂。立入好和堂代表で表具師の村山秀紀氏は、自らも作家として表装作品を制作しています。紙、絹、陶器やガラス、キャンバスに描かれた絵画までも表具に仕立ててしまうその技術と見立てのセンスは、多くの顧客やアーティストたちから高い信頼を得ています。今展では村山氏が日頃から蒐集してきた能装束や小袖の古裂、ヨーロッパアンティークのブックマーク、切手などを本紙に見立てた村山氏オリジナルの表装作品を中心に、現代アーティストの作品を村山流の見立てによって表具に仕立てた作品も発表いたします。多様なコンセプトが込められ強いメッセージを発信する現代アート作品が、村山氏の手による表装を纏うことで、日常の座した目線まで浸透圧を高め室礼の中に溶け込みます。伝統に現代的な機知を織り込み、高感度で粋な現代の室礼をテーマに、年末から新春にかけての室内飾りを展観いたします。
コラボレーション・アーティスト: 伊庭靖子、束芋、名和晃平、森村泰昌、王舒野
[関連イベント]
束芋「糸口心中」特別上映展示
日時: 11月6日〜25日
会場: 日本橋高島屋S.C.本館6階 美術画廊X「現代美術の室礼―村山秀紀の見立て」展会場内小部屋
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2019年11月6日(水)〜2019年11月25日(月)

開館情報

時間
10:3019:30
入場料無料
展覧会URLhttps://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/detail.html?category=art&id=19761#contents
会場日本橋髙島屋 6F / 美術画廊
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/index.html
住所〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
アクセス東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口より直結、JR東京駅八重洲北口より徒歩5分、都営地下鉄浅草線日本橋駅D4出口より徒歩5分
電話番号03-3211-4111
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