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松澤宥 「80年問題」

カスヤの森現代美術館
終了しました

アーティスト

松澤宥
松澤宥は1964年6月「オブジェを消せ」という啓示を受けて以来、それまでの造形的な仕事から離れ、純粋観念の世界に入り文字を使った作品やパフォーマンスを国内外で発表。1977年のサンパウロ・ビエンナーレへの参加や2001年のテート・モダンでのパフォーマンスなど、コンセプチュアル・アートの先駆者として世界的な評価を得ました。2006年に没して(享年84歳)以降もその評価は変わらず、2009年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)が開催した「アムステルダムの内外」展の一部として松澤氏が残した作品が紹介され注目を集めました。(その時コレクションされた作品は現在MoMAのWebサイトで公開されています)また、2014年には横浜トリエンナーレの展示作家としても選出されています。カスヤの森現代美術館では1995年4月に開館初の企画展として松澤宥の「量子芸術宣言」を取り上げ、2002年には2回目の個展となる松澤宥展「80年問題・言明・公案」を開催。オープニングの際に行われたパフォーマンスでは、テキストによる作品が松澤氏の肉声を通し、直接観覧者に届けられました。現代美術における重要作家のひとりであるという位置付けから、これまでに4回の個展(没後開催を含む)やグループ展を通じ継続的にその作品を紹介してまいりましたが、本展では当館のコレクションの中から松澤氏の活動後期の主要な作品である「80年問題」を中心に様々な資料と合わせて展観いたします。
[関連イベント]
松澤宥を語る会
日時: 2月2日(日)14:00〜 ※予約不要
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年1月9日(木)〜2020年3月8日(日)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
入場料一般 700円、大学生・高校生・中学生 600円、小学生 300円
会場カスヤの森現代美術館
http://www.museum-haus-kasuya.com/
住所〒238-0032 神奈川県横須賀市平作7-12-13
アクセスJR横須賀線衣笠駅より徒歩12分
電話番号046-852-3030
関連画像

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