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「入門 墨の美術 - 古写経・古筆・水墨画 - 」展

静嘉堂文庫美術館
終了しました
奈良時代には仏教の広がりとともに、国家事業としても写経が盛んに行われ、それは明確な役割分担をした写経所のスタッフが担いました。平安時代、貴族は手習い(=習字)を大事な教養として学び、その和様の書は美しく装飾した料紙の上に流れるような線で書写されます。鎌倉時代にその萌芽がみられ、室町時代の禅宗文化や唐物の流行を象徴する水墨画は、墨のトーンを巧みに用い、鑑賞者を絵画空間へいざないます。
その時々でさまざまに用いられ、時代の美意識を如実に表現する墨。本展では、「古写経」「古筆」「水墨画」に注目し、静嘉堂所蔵の名品約30点を通して、多彩で奥深いモノクロームの世界をわかりやすく紹介します。
[関連イベント]
◎講演会
会場: 地階講堂
定員: 120名
聴講料: 無料(ただし、当日の入館券が必要)
申込方法: 当日、開館時より整理券配布(1名様につき1枚)
1.「奈良時代の写経をひもとく」
日時: 9月21日(土)13:30~15:00(開場13:15)
講師: 市川理恵氏(東京大学史料編纂所研究支援推進員、駒沢女子大学兼任講師)
2.「室町時代における水墨描法の確立」
日時: 9月29日(日)13:30~15:00(開場13:15)
講師: 相澤正彦氏(成城大学教授)
※上記イベントやその他のイベントの詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2019年8月31日(土)〜2019年10月14日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
土曜日は18:00まで
第4水曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1500円、大学生・高校生・専門学生 1000円、障害者手帳提示 700円(付き添い1名 無料)、中学生以下 無料
会場静嘉堂文庫美術館
http://www.seikado.or.jp/
住所〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
アクセス東京メトロ千代田線二重橋前駅1番出口より徒歩1分、都営三田線・東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅B7出口より徒歩1分、JR東京駅6番出口(京葉線)より徒歩1分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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