終了した展覧会・イベントです
[画像: 有田の工房にて/提供:Creative Residency Arita ]

トークイベント 「『Greenware』〜スコットランド グラスゴーよりアーティストのフローレンス・ドワイヤーを迎えて〜 」

AITルーム
終了しました

アーティスト

フローレンス・ドワイヤー
本年度、AITは文化庁の助成により、佐賀県有田町でレジデンスプログラムを行うCreative Residency Arita(CRA)と、スコットランドのグラスゴー郊外にあるレジデンス機関Cove Parkと協働を行い、アーティストのフローレンス・ドワイヤーとキュレーターのステイシー・ハンターを招聘しています。 グラスゴーを拠点に活動するフローレンス・ドワイヤー(1月9日〜3月20日滞在)は、歴史的建物に残る日用品やファブリックのリサーチと膨大なインタビューを集めて新たに空間を構成し、陶器や衣類を並べたインスタレーション作品などを発表してきました。日用品として人の手が記憶されるそのオブジェクトは、時を経て、作品に新たな語りを与えます。デザインキュレーターのステイシー・ハンター(1月9日〜3月5日滞在)は、スコットランドのデザインカルチャーを世界各地に発信する意欲的なプロジェクトのディレクションに加え、執筆活動も行っています。 このトークでは、フローレンス・ドワイヤーによる東京と有田町での滞在報告に加え、会場のOLDHAUS内では、実際にドワイヤーが有田町で制作した陶磁器の作品一部を展示します。また、CRAでレジデンスプログラムを運営する石澤依子氏を迎え、陶磁器発祥400年の歴史を持つ有田焼の窯元と海外のアーティストやデザイナーが思考を磨き合い、制作や試作を行う活動を紹介します。当日は、そのプログラムでこれまで来日をしたアーティストによる作品の一部もあわせてご覧頂けます。 日々の暮らしで使われるオブジェクトが持つ歴史や記憶に着目してきたドワイヤーは、日本での生活と佐賀県有田町や陶磁器生産の風景をどのように見たのでしょうか。 また、近年のAITのレジデンスプログラムでは、「ホリスティック(より良く生きること)」を緩やかになぞりながら、工芸や陶芸を現代に再解釈する表現に着目して、数年に渡りイギリスから陶芸を創作の中心に据えるアーティストを招いてきました。それに続く本プログラムは、CRAをはじめ多くの方々と協働の幅を広げています。有田町でのレジデンス活動や、協働的なレジデンスプログラムにご関心がある方も、是非お気軽にお越しください。
会場: OLDHAUS

スケジュール

2019年3月21日(木)

開館情報

休館日
日曜日
イベントにより異なる。
入場料一般 1000円、MAD受講・修了生・一般学生・AITベースメンバー 800円
展覧会URLhttp://www.a-i-t.net/ja/future_archives/2019/03/ait-artist-talk-76.php.php
会場AITルーム
http://www.a-i-t.net/ja/
住所〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
アクセス東急東横線代官山駅正面口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線4番出口より徒歩7分、JR山手線・埼京線恵比寿駅西口より徒歩10分
電話番号03-5489-7277
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