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「小出邸と堀口捨己 - 1920年代の創作活動、その造形と色彩 - 」展

江戸東京たてもの園
終了しました
小出邸は、1925年(大正14)、小出収とその妻・琴の隠居所として、現在の東京都文京区西片に建設された木造2階建の住宅です。屋根の造形や応接間の色彩が目を引くこの建物は、堀口捨己(1895−1984)がはじめて手掛けた住宅です。堀口は、1920年(大正9)に結成された、日本初の近代建築運動である「分離派建築会」を主導し、建築における芸術的側面や美意識の重要性を問いかけ、生涯にわたりそれを追求した、近代日本を代表する建築家の一人です。江戸東京たてもの園では、堀口の実質的なデビュー作である小出邸の歴史的価値に着目し、1997年(平成9)に移築、創建当初の様子に復したうえで、1998年(平成10)より公開・保存してきました。そして、2019年(平成31)3月、「日本的モダニズム建築の萌芽がみられる作品として貴重である」とその価値が認められ、東京都の有形文化財(建造物)に指定されました。本展では、1920年代に堀口捨己が求めた造形と色彩に注目し、初期の堀口の主な活動や作品を紹介します。また、それらを通して小出邸の魅力をみつめなおし、堀口の創作の原点に迫ります。
[関連イベント]
トークイベント「小出邸と堀口捨己」のみどころ
日時: 12月21日(土) 14:30〜
会場: 展示室
講師: 安藤亜由美(江戸東京たてもの園 技術員)※別途入園料が必要です。
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2019年10月16日(水)〜2020年2月16日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
10月〜3月は16:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 400円、大学生 320円、高校生・中学生(都外)・65歳以上の方 200円、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童は無料
展覧会URLhttps://www.tatemonoen.jp/special/2019/191016.php
会場江戸東京たてもの園
https://www.tatemonoen.jp/
住所〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
アクセスJR中央線武蔵小金井駅北口より西武バス「小金井公園西口」下車徒歩5分、西武新宿線花小金井駅南口より西武バス「小金井公園西口」下車徒歩5分、JR中央線東小金井駅北口よりCoCoバス「たてもの園入口」下車徒歩10分
電話番号042-388-3300
関連画像

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