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小鷹拓郎 「Political Planet X」

Art Center Ongoing
終了しました

アーティスト

小鷹拓郎
小鷹はこれまで、アフリカ、中東、アジア各国に滞在し、噂や忘れられた記憶をテーマにした映像作品を発表。近年はドキュメンタリーとフィクションを往来し、UFOや宇宙人といったSF要素と社会構造、政治問題を融合させたSF映画シリーズの制作に取り組んでいます。
Ongoingでは5度目の個展となる本展は、2018年にタイ・チェンマイのCMUアートセンターシアターで開催された「Political Planet X」の巡回展となります。2017年、小鷹は文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてタイに一年間派遣されました。当時のタイは、2014年に軍事クーデターによって従来の憲法と議会が廃止、2016年には70年以上に渡り在位し国民から敬愛を受けていた前プミン・アドゥンヤデート国王が崩御、新国王が即位。そして2017年4月には新憲法が公布、施行されるなど、現在まで続く急進的な変革の最中にありました。
軍事国家へと舵を切ったタイにおける表現活動への規制はとても厳しく、2017年以前にもタイでの滞在制作を経験していた小鷹は、その変化に驚いたと言います。そうした環境の元、小鷹はタイ各地で活動するアーティストらと一年間に渡り共同制作をおこないました。
本展では、深南部パタニーのイスラム過激派による爆弾テロ地帯、60年代に革命詩人が倒れた東北イーサンの森、そして13人の少年たちが遭難した北部のタムルアン洞窟を舞台に制作された、3本のフィクションドキュメンタリーをご覧いただけます。それぞれの映像は、小鷹が拠点としていたチェンマイ、バンコクの大都市での時勢の動きとも呼応しながら展開、連環を持つ三部作です。
※上映時間: 1時間20分(途中入場はできませんのでご注意ください)
[上映スケジュール]
12:00-13:30
13:30-15:00
15:00-16:30
16:30-18:00
18:00-19:30
19:30-21:00(最終上映回)
[関連イベント]
◎トークイベント&オープニングパーティー
「家族3人、アジアで生きても崖っぷち 〜タイ報告会第一部 日常生活編〜」
タイで一年間、当時一歳だった息子と妻と家族3人でタイで暮らした日常生活について話します。
日時: 5月26日(日)19:00~
参加費: 1000円(軽食+1drink+入場料)
◎トークイベント「カナダ・バンクーバーのアート事情」
日時: 5月30日(木)19:00~
出演:原万希子、小川希
参加費:1000円(1drink+入場料込み)
◎トークイベント「タイの地域アート最前線 〜タイ報告会第二部 アート編〜」
昨年タイで開催された5つのビエンナーレや、爆弾テロ地帯として知られているタイ新南部パタニー、モーラムなどの音楽で知られるタイ東北部イーサンで活動するアーティストたちを紹介します。
日時: 6月1日(土) 19:00~
ゲスト:調整中
参加費:1000円(1drink+入場料込み)
◎Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。お好きなケーキとお飲物がついてきます。
日時: 6月2日(日)15:00~
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)

スケジュール

2019年5月22日(水)〜2019年6月2日(日)

開館情報

時間
12:0021:00
水曜日・木曜日・金曜日は16:00〜18:00休憩
休館日
月曜日、火曜日

オープニングパーティー 2019年5月25日(土) 19:00 から 21:00 まで

トークイベント&オープニングパーティー、参加費 1000円

入場料400円(セレクトティー付き)
展覧会URLhttp://www.ongoing.jp/ja/artcenter/gallery/index.php?itemid=713
会場Art Center Ongoing
http://www.ongoing.jp/
住所〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩9分
電話番号0422-26-8454
関連画像

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