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五島一浩 「画家の不在」

3331 Arts Chiyoda
終了しました

アーティスト

五島一浩
空中に吊られた巨大な凸レンズが、空白のキャンバスに絵画や写真のような「像」を描き出します。これは現在のカメラの父祖「カメラ・オブスクラ」の分解された姿です。この作品で五島は、自身の制作の根幹である「カメラ」の腑分けにより「見ること」を再提示しています。
鑑賞者は、展示室中央の椅子に座ると、映し出される絵画のモデルとなります。手にした虫眼鏡で自由な場所に像を描くこともできます。椅子に座ったモデルから見えるものは何でしょうか? 世界を作っているのはレンズなのか、観察者なのか。「画家の不在」の中での「像」をとりまく対話が、「見ること」を捉え直す糸口となる作品です。

五島一浩は、独自手法の映像作品や、映画原理の解体など「視覚」を再提示する作品を制作し、イメージフォーラム・フェスティバル、アルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭などで多くの賞を受賞しています。今展では初期代表作「FADE into WHITE」シリーズや、特殊立体映像「東京浮絵百景」「SHADOWLAND」、コマのない動画像を撮影・投影するインスタレーション「これは映画ではないらしい」なども併せて展示します。
会場: 1F メインギャラリー

スケジュール

2020年11月6日(金)〜2020年11月15日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 11:00〜19:00、初日は17:00から、最終日は16:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://www.3331.jp/schedule/005267.html
会場3331 Arts Chiyoda
http://www.3331.jp/
住所〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アクセス東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩3分、東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分、JR秋葉原駅電気街口より徒歩11分
電話番号03-6803-2441
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