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「明治期の折熨斗コレクション~贈り物のシンボル」

紅ミュージアム
終了しました
贈り物に熨斗を添える”――祝う気持ちを示すこの習わしは、贈答文化が広く浸透した近世社会に礼法として定着をみます。
そもそも「熨斗」とは進物に添えるものではなく、古来、高級な贈答食品であった干し鮑(アワビを薄く削ぎ、乾燥させ伸ばしたもの=熨斗鮑)それ自体を意味し、またその略称でもありました。今日、祝儀袋や進物の掛け紙に用いられる熨斗は、江戸時代以来の贈答のしきたりを簡略化した「折熨斗」であり、小さな方形の色紙を熨斗包みのかたちに折ったもの、あるいはプリントされた味気ないものも少なくありません。しかし、折熨斗がもっとも多用された明治時代には、錦絵に劣らぬ彫りと摺りの木版技術を使い、目に愉しく色鮮やかなものが盛んに作られました。
今展では、明治時代の貴重な木版摺りの折熨斗とその原紙をご紹介します。
※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。 

スケジュール

2020年10月6日(火)〜2020年12月26日(土)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日、日曜日
年末年始休館
創業記念日(7月7日)は休館
備考
11月14日~12月20日は月曜日のみ休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.isehanhonten.co.jp/cat-blog/blog_permanent/tenji_20201006/
会場紅ミュージアム
https://www.isehanhonten.co.jp/museum/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-6-20 K's南青山ビル 1F
アクセス東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅B1出口より徒歩12分
電話番号03-5467-3735
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