湯浅克俊 + 渡部未乃 「My Journal」

ANAインターコンチネンタルホテル東京

poster for 湯浅克俊 + 渡部未乃 「My Journal」
[画像: Left: Mino Watabe ‘Overlap #22 (2020) Right: Katsutoshi Yuasa ’Tokyo Night View #1’ (2020)]

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2020年2回目の企画展は、デジタル写真で撮った自然、街の風景をベースに、木版画と油画と全く違う形で表現を追求する湯浅克俊と渡部未乃の二人展「My Journal」をお送りします。
湯浅克俊は、これまでに多くの展覧会、滞在制作、ワークショップに招聘され、世界各国を旅してきました。彼は、それぞれの土地で感じたこと、考えたこと、またその時に浴びた光、感じた温度、匂いや音など、私的な記録を木版画で再現することを試みます。日本では、江戸時代の浮世絵の絵師たちも工房で分業して多くの風景画を残しましたが、湯浅は下絵、彫り、印刷まで、すべての工程を一人でこなすことにこだわります。
東京に生まれ育った彼の新作は「東京タワー」。世界を襲ったコロナウイルスが「非日常」を「日常」と変えてしまった今、東京の街を照らすイルミネーションのあるごく当たり前の風景が、自分に希望を与えてくれると彼は語ります。植物に囲まれて育った渡部未乃は、日々見る植物や、出先の自然の風景を好んでモチーフに選びます。彼女の描く直線は特徴があります。デジタル写真で写した有機的なモチーフを鉛筆で写し、繰り返し要素をそぎ落とし、残った無機的な形や直線をもとに画面を作り上げると彼女は言います。
「自然は曲線を創り、人間は直線を創る」とは、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士の言葉。確かに自然界に直線は存在しません。自然界にある曲線から全ての複雑性を削除し、便宜上作られた人工的な線が直線だからです。しかし、自然界の要素が残る渡部の描く画面上の直線は有機的で、ユーモアさえ感じます。自然破壊が問題になっている今、自然がいかに私たちの心を癒してくれるかを改めて伝えてくれるようです。
どうぞ二人の作家の私的な‘Journal’をお楽しみください。
会場: 1階、2階、3階アートギャラリー

メディア

スケジュール

2020年06月11日 ~ 2020年10月20日

アーティスト

湯浅克俊渡部未乃

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