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[画像: 増田将大 Interval of time#14 2017 Silkscreen Acrylic, Canvas, and Wood Panel H1400×W2332×D50mm]

「Anthropocene」

銀座 蔦屋書店
終了しました

アーティスト

⼩津航、表良樹、増⽥将⼤
日本の現代アートシーンで活躍する気鋭アーティストによるグループ展となる本展では。共に90年代生まれの3名のアーティストに焦点を当て、彼らの新作とこれまでの作品をご紹介します。本展の出展作家は、小津航、表良樹、増田将大の3名。彼らは現在、茨城県取手市に構えた共同アトリエ「スタジオ航大」で制作を行っています。東洋的絵画空間を再考しながら絵画とモチーフの関係を模索し、アトリエの床に置かれたリンゴを油彩で描く小津航。日用品の容器内に様々な色彩の樹脂を流し込み、何層にも積層させた樹脂の塊を落下させ破壊することで、色鮮やかな断面を露わにし、その破片を空間に配置した作品を制作する表良樹。撮影した風景の画層を同じ場所に投影し、それをまた撮影するという行為を繰り返すことで生まれたイメージを、シルクスクリーンによってキャンバスに刷り重ねた重層的な作品を制作する増田将大。それぞれ表現方法の異なる3名の多様な作品群を一堂に展示した本展では、日常に存在する見慣れた事物、事象、風景を、アーティストの独特の視点により可視化した作品を通じて、現代の私たちを取り巻く環境や時代を見ることができます。本展のタイトルとなるAnthropocene(アントロポセン)は、日本語の「人新世(じんしんせい)」を表す地質学の用語であり、「人類の時代」という意味をもつ新たな地質年代の新造語です。地質学において、地層のできた順序を研究する学問である「層序学」による地質年代区分では、現在は「新生代第四紀完新世」の時代とされていますが、その完新世が終わり、新たな地質時代区分とされるのが、Anthropocene/人新世です。地質学の見地から「新たな時代」を意味するAnthropoceneと、文化(アート)の新たな時代という意味を重ね合わせ、「現代」という時代の表層を、3名のアーティストの作品を通じて提案します。
会場: アートウォールギャラリー

スケジュール

2020年1月20日(月)〜2020年2月24日(月)

開館情報

時間
10:3021:00
休館日
不定休
入場料無料
展覧会URLhttps://store.tsite.jp/ginza/blog/art/12083-1021420106.html#artist
会場銀座 蔦屋書店
https://store.tsite.jp/ginza/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A3出口より徒歩2分、都営浅草線・東京メトロ日比谷線東銀座駅A1出口より徒歩3分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅9番出口より徒歩6分
電話番号03-3575ー7755
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