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「今を継ぐ 越中瀬戸焼 かなくれ会 陶展Ⅱ」

柿傳ギャラリー
終了しました

アーティスト

釋永由紀夫、加藤聡明、吉野香岳、北村風巳、山田智子
越中瀬戸焼は、富山を代表する430年以上の歴史のあるやきものです。天正、文禄年間、前田家の保護を受け、尾張の瀬戸焼の陶工たちが、大窯や登窯を築いて施釉陶器を焼いたことに始まります。立山山麓からは、今もいろんな種類の陶土が産出しています。特に白土は粒子が細かく耐火度があるので、高温の窯で焼くと、仕上がりが細やかで繊細な雰囲気になります。現在、立山町には5窯が稼働していますが、その5人の陶芸家により平成23年「かなくれ会」が発足しました。「かなくれ」とは、土地の言葉で「陶片」を指します。平成25年には、富山県指定伝統工芸品の第一号に選定されました。「かなくれ会」の陶芸家たちは、自然豊かな立山町の環境の中で、暮らしに根付いた器や茶陶を制作しています。その作品からは、作り手の人間性や生き方が伝わってきます。今展の意義は、流行をひたすら追うのではなく、富山の地方窯から「やきもの本来の在るべき姿を問う」という処にあります。

スケジュール

2020年9月11日(金)〜2020年9月18日(金)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://www.kakiden.com/gallery/archives/38580/
会場柿傳ギャラリー
http://www.kakiden.com/gallery
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル B2F
アクセスJR新宿駅中央東口より徒歩1分
電話番号03-3352-5118
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