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藍嘉比沙耶 + 門田光雅 「ギャルだからって入りやめてくれ 軽率なギャルはギャルをリスペクトするならやめるべき」

EUKARYOTE(ユーカリオ)
終了しました

アーティスト

藍嘉比沙耶、門田光雅
*新型コロナウイルスの感染拡大対策として東京都より今週末の外出自粛要請が発表されました。それを受けましてEUKARYOTEは28日(土)と29日(日)を休廊とさせて頂きます。

EUKARYOTEでは3月14日から4月5日の会期にて「ギャルだからって入りやめてくれ 軽率なギャルはギャルをリスペクトするならやめるべき」を開催致します。

2002年に東京造形大学を卒業して以来、色の持つ触覚的な質感を絵の具から引き出し、その痕跡と鮮やかな色彩によって抽象絵画の可能性を広げてきた門田光雅と、今年度に同大を卒業する藍嘉比沙耶は対照的に、彼女にとって原風景ともいる90年代日本アニメを彷彿とさせるキャラクター造形をモチーフとした絵画の探求をテーマに制作を続けています。
今回の企画にあたって、世代や文脈、絵画の様式に至るまで大きく異なる二人の間を推し量り、対話するかのように作品の制作や選定、レイアウトイメージについての意見交換を行いました。歴史上多くの画家たちがそうであったように、二人にとって絵を描く行為は自身のアイデンティティの根幹に関わることは違いありません。互いに両極とも言える出発点から始まって絵画によって結びつき、同じ空間で向かいあうことは改めて今在る絵画の可能性を問う機会とも言えるでしょう。

本展におきましては、門田光雅は昨年NYでの個展を経てから情動性と鮮烈さを増した新作を発表致します。門田にとって、かつての禁欲的な絵画制作は自身の精神性を覆う方法でもあったと振り返るように、色彩と作家とのより密接なやり取りを感じさせる展開となります。

藍嘉比沙耶は、既にアートの文脈にアニメが織り込まれている地平からの眼差をもって自身を取り巻く風景を観察しています。セルアニメーションの遺物とも言える象徴的なキャラクターの造形に対し、自己を投影することなく純粋にそのモチーフは解体され、再構築しており、新たな色とかたちを探りながら絵画特有の言語として変換する現在までの試みを遡りながら展示いたします。
両者の結節点であり、各々のターニングポイントともいえる今展覧会をご高覧いただけましたら幸いです。

スケジュール

2020年3月14日(土)〜2020年4月5日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日
備考
3月28日・29日は休館、4月4日・5日は事前予約制

オープニングパーティー 2020年3月14日(土) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://eukaryote.jp/exhibition/because_its_a_gal/
会場EUKARYOTE(ユーカリオ)
http://eukaryote.jp/
住所〒155-0001 東京都渋谷区神宮前3-41-3
アクセス東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩13分、JR原宿駅竹下口より徒歩15分
電話番号080-9524-6981
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