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「都市は自然」

セゾン現代美術館
終了しました

アーティスト

大久保英治、太田泰友、磯村暖、團紀彦
元々は生物学の分野で使用されていた「共生」という用語は、環境問題や人権問題の標語にも用いられるようになり、今では一般的な言葉として使われるようになりました。この「共生」という言葉が広くに知られるようになったのは、1970年代より「共生の思想」を提唱してきた建築家・黒川紀章によるところが大きいといえるでしょう。黒川と共に日本発の建築運動「メタボリズム」に参加した建築家・槇文彦に薫陶を受け、現在国内外のプロジェクトで活躍する建築家・團紀彦が、本展の展示構成を手掛けています。

2020年より軽井沢町の今後の都市と自然環境に対する提言を行うマスターアーキテクトに就任された團の建築は、その特徴として「自然との共生」を挙げることができるでしょう。本展では、團の「共生」に関連した作品や画像資料に加え、複数のプロジェクトで團と共同制作をしてきた美術家・大久保英治の新作インスタレーションを展示いたします。さらに「共生的社会」と題したセクションでは、当館館長の堤たか雄がキュレーションを担当し、ブックアーティストの太田泰友、独自の視点で社会問題に向き合う磯村暖の近作をご紹介いたします。美術作品、関連資料他、様々な展示物を通じ、日本の自然観、都市観に基づいた團紀彦の解釈による「共生」の展観を試みます。

[関連イベント]
1. ブックアーティスト 太田泰友によるワークショップ 「セゾン現代美術館でしか作れない本」
日時 : 2020年8月1日(土) 13:00 –16:00
定員: 5組(親子2名様1組) 参加費:1組/1000円 *予約制
2. 「本の境界線 at セゾン現代美術館」
日時 : 2020年8月29日(土) 13:00 –16:00
対象: 大人 定員 : 10名 参加費:1000円 *予約制
3. 磯村暖×CHISE NINJAによるヴォーグフェムダンスのワークショップ 「Experiment for Eternal Dance」
日時: 2020年8月22日(土)17:00−18:30
定員: 8名 参加費:無料 *予約制
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年7月26日(日)〜2020年11月23日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
11月は17:00まで
休館日
木曜日
木曜日が祝日の場合は木曜日開館
展示替え期間休館
8月は無休
入場料一般 1500円、大学生・高校生 1000円、 中学生・小学生 500円
展覧会URLhttps://www.smma.or.jp/exhibition/%e9%83%bd%e5%b8%82%e3%81%af%e8%87%aa%e7%84%b6%e3%80%80city-is-nature
会場セゾン現代美術館
http://www.smma.or.jp/
住所〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140
アクセスJR長野新幹線軽井沢駅または、しなの鉄道中軽井沢駅よりバス(草津温泉行)「軽井沢千ヶ滝温泉入口」下車徒歩7分、中軽井沢駅よりタクシー10分
電話番号0267-46-2020
関連画像

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