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[画像: 金子國義「シンデレラ」油彩 1982年]

金子國義 「聖者の作法」

Bunkamura Gallery
終了しました

アーティスト

金子國義
美徳と悪徳、聖と邪を、危ういバランスで優美な作品に昇華し到達させる画家「金子國義」。清濁入り混じる狭間にこそ人間本来の美しさを見出したその表現は、観る者の先入観を凌駕した禁断の境地へと誘います。

1960年代高度経済成長期の真只中、あらゆる営みに強制的に変化が求められた時代に、金子國義は独自の美学を形成し成熟させ、センセーショナルな衝撃と共に美術界に現れました。三島由紀夫、澁澤龍彦、唐十郎、四谷シモンといった、日本の前衛芸術を切り拓いた時代の寵児らと共に時代を駆け抜けたその疾走は、今もなお人々を魅了し、本来の意味でのアヴァンギャルドであり続けています。

去る2015年3月に訪れた、独自の美を探求し続けた人生の突然の終焉。それは折しも、初の自叙伝出版を記念したBunkamura Gallery 個展「美貌の翼」から一ヶ月後と、間もなき訃報となりました。没後5年を迎えた現在、世界的にも再評価の機運高まる金子國義。今展では、美術界にデビューした60年代から晩年に至るまで、その全貌を垣間見ることのできる希少な油彩、ドローイング、版画作品を販売いたします。

徹底した美学を貫いた、可憐で聖なる背徳の世界をご覧ください。

スケジュール

2020年3月11日(水)〜2020年3月25日(水)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 10:00~19:30
入場料無料
展覧会URLhttps://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/200311kaneko.html
会場Bunkamura Gallery
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/index.html#main
住所〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
アクセスJR 渋谷駅ハチ公口より徒歩7分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩7分
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