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「 還る絵」

gallery TOWED(ギャラリー トウド)
終了しました

アーティスト

阿部龍一、市村柚芽、マメイケダ、宮入圭太、村松佑樹
人間は、誰もが日々一歩ずつ死に近づいているという事実、あるいは誰もが次の瞬間の死の可能性を常に隣に同伴させている事実を前に、そこから抗う=生きる術を模索し続けた結果、ついにこの衣食住が苦労なく保障された「生活」を獲得するに至りました。
しかし一方で「暮らし」、すなわち自らの手を動かし、汗をかき、自然に直に触れ、命を削る=暮れゆくことを通じて、我々の日々を包む衣服や食事に特別な美が付与されることも、現代社会において決して忘れられた観点ではありません。
むしろ近代以降、「生活」が死の危険を遠ざけた中でこそ、「暮らし」を携えた美は、それ以前とは異なる価値を持ってきたとも言えます。
今日まで多くの先人たちが「暮らし」の力を源泉として、思考し、その少なからぬ人生を捧げ、様々な美の形を提示してきました。今回は「絵」という領域から、その先人のトライアルを継承し、自らを研ぎ澄ませる現代作家を紹介します。
日々を見つめ、実直に手を動かし、描写すること。やり直しのない画材を前に、対話すること。彼らの表現から、人間の本来的な姿に根を張る創造美と、その先端を探ります。

スケジュール

2020年11月3日(火)〜2020年11月23日(月)

開館情報

時間
13:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://gallery-towed.com/2020-11
会場gallery TOWED(ギャラリー トウド)
https://gallery-towed.com/gallery-towed
住所〒131-0046 東京都墨田区京島2-24-8
アクセス東武亀戸線小村井駅より徒歩8分、京成押上線京成曳舟駅文化センター出口より徒歩10分、東武スカイツリーライン・亀戸線曳舟駅東口より徒歩13分
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