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[画像: 中村彝「静物」 大正8年(1919年) 油彩、板 茨城県近代美術館蔵]

「名作のつくりかた」

茨城県近代美術館
終了しました

アーティスト

中村彝、中西利雄、浦田正夫、横山大観、菱田春草
名作は、いかにして名作になったのか―。本展では、横山大観や菱田春草、中村彝つねなど当館の中でも特に人気の高い所蔵作品を中心に、素材や技法、構図などに着目し、作家が作品をどのように構想して完成へと導いたのか、制作の裏側を探ります。
中村彝(1887-1924)や中西利雄(1900-1948)、浦田正夫(1910-1997)などの作品については、完成作とスケッチや下絵を比較することで、あるいは作品に描かれたモチーフに注目して画家が遺した家具などと比較することで、作家の意図を読み解きます。さらには中村義孝(1954年生まれ)や間島秀徳(1960年生まれ)など、素材の特性を見つめ直し、現在、独自の表現を試みている作家の制作方法については、作品とあわせて写真や映像によりくわしく紹介します。
そのほか、横山大観(1868-1958)《流燈》や菱田春草(1874-1911)《落葉》など当館を代表する所蔵作品の見所をくわしくご紹介することで、名作に親しんでいただく機会といたします。

[関連イベント]
1. 講演会「大観・春草の挑戦―材料から日本画誕生の謎を解く」
講師: 荒井経 氏(日本画家/東京藝術大学大学院保存修復日本画教授)
日時: 9月5日(土)午後2時~3時30分(午後1時30分 開場)
会場: 地階講堂定員先着70名(要事前申込・参加無料)
2. ワークショップA「制作のヒミツに迫る!~石を砕いて描こう~」
講師: 間島秀徳氏 (本展出品作家)
日時: 9月19日(土)午前10時~午後3時30分
会場: 地階講座室
対象: 小学生以上※小学生は保護者同伴でご参加ください
参加費: 1人1,500円(材料費として)
定員: 先着15名程度(要事前申込,要企画展チケット)
3. ワークショップB「石膏でかたどり!」
講師: 当館職員
日時: 9月13日(日)午前10時~12時
会場: 地階講座室
対象: どなたでも※小学生は保護者同伴でご参加ください
参加費: 1人1,500円(材料費として)
定員: 先着15名程度(要事前申込)
4. 当館学芸員による鑑賞講座
日時: 8月29日(土)午後2時~3時30分(午後1時30分 開場)
会場: 地階講堂
定員: 先着70名(要事前申込・参加無料)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年7月11日(土)〜2020年9月22日(火)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12/29〜1/1)
備考
8月10日・9月21日は開館、8月11日は休館
入場料一般 730円、70歳以上 360円、大学生・高校生 490円、小学生・中学生 240円、障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttps://faith-pr.com/ibarakikinbi/meisaku
会場茨城県近代美術館
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
住所〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1
アクセスJR水戸駅南口より徒歩15分、JR水戸駅よりバス(払沢方面、または本郷方面行き)「文化センター入り口」下車徒歩5分
電話番号029-243-5111
関連画像

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