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[画像: 西野壮平 東海道、由比]

「東海道 西野壮平 展」

MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(三越コンテンポラリーギャラリー)
終了しました

アーティスト

西野壮平
*諸般の事情により、本展覧会を4月7日(火)をもちまして終了させていただきました。

※本展示は臨時休館の影響で会期を縮小して掲載しております。
元会期: 2020年4月1日(水)〜4月13日(月)

MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERYでは、日比野克彦のオープニング展覧会に続き「東海道 西野壮平展」を開催いたします。完成まで3年以上の歳月をかけ制作した、全長34メートルにも及ぶ、巻物状の写真作品を発表いたします。西野壮平は1982年兵庫県生まれ。歩くこと、旅を通して得た個人的体験をもとに作品を制作しています。都市を撮影し、その写真の断片を記憶に基づいて画面上でつなぎ合わせた「Doiorama Map」シリーズが広く知られています。写真のコラージュは、制作過程において膨大な手作業の積み重ねによって成り立っています。一見すると洗練された印象を与える西野の作品も、実のところ強く身体的な要素を備えています。今回発表する新作にも、その傾向を見て取ることができます。

新作「東海道」は、浮世絵「東海道五十三次」(歌川広重)を下敷きにし、実際に2017年に東京から京都まで歩き、撮影・制作に臨みました。江戸時代から大きく変容した風景は、近代化した社会のあり方自体を私たちに問いかけます。また、西野の作品において重要な要素でもある「歩く」行為そのものも、交通の発達した現代において、江戸時代とその意味を大きく違えていると言えます。

歩き続ける中で関わる他者との関係も、西野の制作における重要なテーマの一つです。SNSに代表されるように、コミュニケーションの在り方も現代は変化し続けています。西野は根源的なアプローチ方法で、作品アートを通じて現代社会と他者との関係性について考察を巡らせているとも言えるでしょう。本展では、京都市の老舗美術印刷「便利堂」で制作された、職人の手作業によるコロタイププリントの全長34メートルにも及ぶ巻物状の大作写真作品を中心に、巻物の中から切り取られた写真作品「東海道」をテーマとした約19点を展示いたします。

スケジュール

2020年4月1日(水)〜2020年4月7日(火)

開館情報

時間
10:0019:00
最終日は17:00まで
備考
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0255.html
会場MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(三越コンテンポラリーギャラリー)
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/contemporary.html
住所〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅A3・A5出口より徒歩1分、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線日本橋駅B11出口より徒歩5分、JR総武線新日本橋駅出口3より徒歩6分
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