終了した展覧会・イベントです

「ぼくらとみんなは生きている10 〜豚の旅とも言いきれない〜」

四谷未確認スタジオ
終了しました

アーティスト

大川原暢人、川又健士、迫竜樹、鷲尾怜
「ぼくら」は2018年に活動を開始した大川原 暢人、川又 健士、迫 竜樹、鷲尾 怜の作家4人組のグループだ。

前回の京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでの展示は、京都に活動拠点を持つ大川原と鷲尾、東京に拠点を持つ川又と迫の2組が往復書簡によって互いに指示を出し合う即興的なパフォーマンスや制作を行ってきた記録と、実際の展示空間でもかわるがわる指示を出し合いながら制作、インストールしていくプロジェクト、「ぼくらとみんなは生きている5 〜持続可能な愛のステージ〜」を開催した。その制作態度として「ぼくら」はユーチューバーを参照(自称)し、制作プロセスを映像に収めつつ友人同士の気兼ねない会話や雰囲気を保ちながらそれらすべてを展示する。この、言わばリレーショナルアートをユーチューバー的な手つきで解体し再構成するようなプロジェクトには、今日に於いて制作を続ける事とは何か、なぜ我々は制作を続けるのかなどの究めて根源的な問いかけが込められている。

今回、四谷未確認スタジオでは「ぼくら」による2度目の展覧会、「ぼくらとみんなは生きている10 〜豚の旅ともいいきれない〜」を開催する。本展は京都と東京の2都市の間の流通によって結ばれていた2組が合流し、一つの共同体となって「流通」を遡りながら卒業旅行を行う。旅は展示空間で豚肉を調理し、食べるところから始まり、実際にその豚の産地まで遡る。その旅の中で、スタート時にキュレーターから渡された「旅のしおり」に従って様々な取り組みを行い、過程やその結果持ち帰ってきた物を展覧会として立ち上げる。今回のプロジェクトは、旅行を通したリレーショナルアートにおけるサイトスペシフィックな展開のシミュレーションであり、モラトリアムの終焉を描くリアリティショーであり、一つの共同体が他者と出会い変容していく物語でもある。(本展キュレーター/石毛 健太)

スケジュール

2020年3月13日(金)〜2020年3月29日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間 14:00〜20:00
入場料500円
展覧会URLhttps://www.facebook.com/events/768375527018257/
会場四谷未確認スタジオ
http://yotsuyamikakuninstudio.com/
住所〒160-0004 東京都新宿区四谷4-13-1
アクセス東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅2番出口より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅2番出口より徒歩7分、都営新宿線曙橋駅A1出口より徒歩9分
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