終了した展覧会・イベントです
[画像: 内田鋼一 朽木手枇杷粉引小服茶碗 (径8.2×高さ7.0㎝)]

「日本陶磁協会賞受賞作家展 - 小さきもの やきものの美 - 」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました
今展は、日本陶磁協会が発行する『陶説』800号を記念する展覧会です。日本陶磁協会は、やきものの愛好家(数寄者・コレクター)、研究者、つくり手(陶芸家、職人)、つなぎ手(画廊、古美術商、卸売り)が集まり結成し、その機関誌として刊行したのが『陶説』です。昭和28(1953)年が第1号です。その翌年から、日本陶磁協会賞が始まりました。日本陶磁協会賞は、その年のもっとも優秀な作家に贈られ、金賞は、陶芸界に足跡を残した協会賞を受賞した作家を対象に選ばれます。なお昭和34(1959)年より、受賞作家展が始まり、本年は第61回展です。2018年度の日本陶磁協会賞を受賞した内田鋼一さん、金賞を受賞した小川待子さんをはじめとする、歴代受賞作家約50名のメイン作品と、今年のテーマ作品「小さきもの やきものの美」が並びます。香合、香炉、合子、茶入、盃、猪口、水滴など、愛らしくも技を駆使した優れた作品が揃います。内田さんと小川さんのお二人に共通するのは、特定の団体に属さず、独自の世界を切り拓いてきたこと、また、土と向き合い、しかも日本に留まらず内田さんはアジアに、小川さんはアフリカにと地球規模で土とやきものを見てきたことです。内田さんは伝統的な粉引、白磁、瀬戸黒から、焼締や緑青ガラス、金属など分野を越えた素材を融合したオブジェに至るまで多彩です。小川さんは、土や石を掘ったときに見る印象や感動を、成形し焼成した後にも消えることなく形にしています。日本陶磁協会賞受賞作家展は、現代の日本のやきものを反映した多種多彩さを実感していただけることが大きな魅力です。
[関連イベント]
ギャラリートーク
日時: 2月8日(土)14:00~
ゲスト: 内田鋼一
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2020年2月6日(木)〜2020年2月16日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/645
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

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