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小林千秋 「チューニング」

VOILLD(ボイルド)
終了しました

アーティスト

小林千秋
この度VOILLDは、小林千秋の新作個展「Tuning(チューニング)」を開催致します。本展はVOILLDでは初の個展となります。
1996年に福島県に生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動を行いながら、アーティストとしても作品の制作を行うなど、多彩な表現を用いて活躍の場を広げている小林千秋。様々なメディアやカルチャーマガジン等への作品提供をはじめ、個展の開催や作品集、ジンの制作など、精力的に作品を発表し続けています。

小林千秋は、何気ない日常のワンシーンや、人物や食べ物、日用品などの身近なものをモチーフとし、コンピューターグラフィックを連想させるほどシンプルで美しく、単一なラインによって簡略化させ、独自の表現でドローイングを制作しているアーティストです。最小限の要素で描かれたグラフィカルなモチーフ達は、彼女がスポットを当てる事で息が吹き込まれ、日々の中のささやかな胸打つ瞬間を思い起こさせくれるようでもあるのです。

本展は「Tuning(=音(周波数というなみなみ)の狂いを調える行為)」と題し、依然混沌としている世の中での生活在り方への疑問や不安に迫った作品群が制作されました。行動が制限され自由が許されない期間を強いられる中で、いかに健康的な思考でいられるかということに直面した時に、様々な歪みや狂いを整えるため、そしてダメージを吸収し平常を保つために必要な「揺れ」という行為や現象に着目し、線として描くことを試みました。日々に追われ、つい見逃してしまいそうな、身の回りに起きている物質としての「揺れ」、目には見えなくとも揺れを感じる現象としての「揺れ」を丁寧に見つめなおし、実体験と重ね合わせながら、それらをモノトーンの揺れる線で実験的に表現する事で、当たり前の日常に目を向ける事、建設的に暮らすために様々なものとものとのバランスを取ることの大切さを、私たちに提示しているのです。
会場では、新作のドローイング作品、約20点を発表いたします。また、VOILLDと小林千秋とのコラボレーションによるオリジナルのTシャツ、トートバッグなどの新作アイテムも販売予定です。

スケジュール

2020年8月14日(金)〜2020年8月30日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、火曜日
備考
開館時間 12:00〜19:00、月曜日・火曜日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.voilld.com/post/625694936692654080/ck2020
会場VOILLD(ボイルド)
http://www.voilld.com/
住所〒141-0022 東京都品川区東五反田3-17-4 1F
アクセス都営浅草線五反田駅A6出口より徒歩4分、JR山手線・東急池上線五反田駅より徒歩7分
電話番号03-6416-3972
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