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[画像: 前澤妙子 “日溜りの星 ” mixed media 400×400mm 2020]

前澤妙子 「Space Universe 宇宙の宇宙*星の駅」

s+arts
終了しました

アーティスト

前澤妙子
*3月28日(土)と29日(日)は、アポイントメント制での開廊とさせて頂きます。

s+arts(スプラスアーツ)より、前澤妙子 個展「Space Universe 宇宙の宇宙*星の駅」の開催をお知らせいたします。

前澤妙子は、自然の中で育った幼い頃の記憶を制作モチーフに、幼少の頃に手にしたモノの感覚を思い出しながら、それを様々な画材に置き換えて作品制作を行います。独自の世界観を含めながら、ミクストメディアで作り出していく作品は国内外で評価が高く、アジア圏から欧米まで様々な国で作品発表の場を広げ、精力的に制作活動をしている作家です。幼い頃に山に入った時、新しい花を見つけたり、奇麗な小石を拾ったり、新種の虫を発見したり... 自然の中で遊び想像した感覚や感情を大切にしながら、描くための画材を集めます。昔見つけた花や虫、動物、葉や泥を弄った感覚を画材に置き換えて、指の覚えている感覚でミクストメディアを垂らしたり練ったりしながら、その頃から思い描き続けている世界を形にしています。「私にとってその行為は、遊びのようでも神聖な事のように感じられ、儚い無垢な気持ちや感情、ワクワクする瞬間が形として残せないかと考えます。」と前澤は語ります。人が、景色や物を見て懐かしいと感じ、何かの色や形を不思議に思う、それらの感覚を、人の中に大切に残されている心が帰るための場所だと考えているのです。そのような心の居場所があるからこそ、人はもう一つ次へと進めるのかもしれません。

本展「Space Universe 宇宙の宇宙*星の駅」では、前澤が昔見た銀河を旅する物語のように、星の駅を旅するかのような展示構成で作品を展開いたします。宇宙を旅し、星に降り立ち、そこに生きている人々と出会うことで自身について考え、本当に欲しいものを見つけて行きます。時には切ない通過点でもある出来事や、それぞれの大切な想いを星と見立て、表現いたします。幼い頃から今に至る迄見てきた数々の物語があり、印象に残っているものが幾つもあると前澤は言います。それらは、気が付かないうちに積み重なり、懐かしい世界が彼女の中に残されているのです。絵画を通じて自身の体験を表現している前澤妙子の作品は、人それぞれが根底で内包している安心感やポジティブな感情の源など、忘れてはいけない感覚を繋ぎ止める役割を備えていると言えるでしょう。

前澤妙子の新作展を、是非ご高覧下さいますようお願いいたします。

スケジュール

2020年3月20日(金)〜2020年3月29日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
会期中無休、不定休
備考
3月28日・29日は事前予約制

オープニングパーティー 2020年3月20日(金) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://static1.squarespace.com/static/5bdbf3894eddecf7cec492ae/t/5e5b44b59c441026dc83ecc7/1583039672007/Taeko_Maezawa_PressRelease2020.pdf
会場s+arts
https://www.splusarts.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩6分
電話番号03-3403-0103
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