終了した展覧会・イベントです
[画像: 「三代モーニングカップ」 (左から) 祐希 作(高さ9㎝) 萬二 作(高さ11.2㎝) 康徳 作 (高さ10.2㎝)]

「井上萬二白磁展 - 心と技の継承 康徳・祐希へ - 」

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

井上萬二
今年91歳となられた重要無形文化財「白磁」保持者の井上萬二さん。和光ホールにおいて昨年まで43回重ねてきた展覧会は、和光の初夏の風物詩にもなっています。
「毎年、同じ会場、同じ時期の開催は楽しく待ち遠しい一方で、実は私としても至難の業です。それに敢えて挑戦することを自己の啓発啓蒙と捉え、今日まで努力し創造して参りました」と井上さんはおっしゃいます。
今回も、観る者を惹きつけてやまない、静謐ながらも迫力のある作品を多く出品されています。
「昨年の開催直後より、来場されるお客様の顔を思い浮かべながら、すぐさま作陶に取り組み、今年の年頭には、ほぼすべての作品を完成させました。種々異なる作風を心がけ、伝統を重んじた作風や、現代感覚に沿った新しい作品も出品します」。
今回は萬二さんの作品に加え、ご子息の康徳さん、お孫さんの祐希さんも出品され、親子孫三代の作品が揃います。「彼らの若々しい力が発揮された作品をぜひご覧ください。親子展の開催はたびたび耳にしますが、三代で発表することは珍しいのではないでしょうか。元気ハツラツとした人生だと自負しておりますが、昨年、ひ孫が誕生したこともあり、四代展を目標に日々努力を重ね、生ある限り壮健で作陶するよう努力、精進したいと思います」と語られます。
今展は、白磁を中心に壺や食器など、約100点の展観となります。 轆轤による見事なかたち、そして究極の滑らかさを持つ井上作品との対峙をどうぞお楽しみください。

スケジュール

2020年6月18日(木)〜2020年6月28日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.wako.co.jp/exhibitions/668
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
関連画像

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