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[画像: キム・ソンジョン 撮影:Jung JM]

森美術館パネル・ディスカッション 「アジアにおける近現代美術館:パートナーシップの可能性」

森美術館
終了しました
※このイベントは中止となりました。

1990年代以降、アジアの経済成長とともに、現代美術館やビエンナーレ、アートフェアなども着実に発展してきました。この間、世界の美術界では多様な文化的、社会的、民族的な背景から生まれた複数のモダニズムが注目され、さまざまな美術の発展を国や地域の枠組みを超えたトランスナショナルな繋がりから捉える研究も進んでいます。一方、グローバル化や新自由主義経済はアート市場を膨張させ、コレクション収集の在り方にも新たな課題を提示しています。いわば多方向に拡大した現代アートの世界を、もはやひとつの館だけで投影することが不可能な時代を迎えているといえるでしょう。アジア太平洋地域の美術館コミュニティが成熟していくなか、これからの時代には、それぞれ固有の設立背景、歴史、コレクション、企画などを有する美術館が、いかに特徴を活かしながらパートナーシップを築いていけるかが問われています。お互いの歴史や社会に敬意を払いつつ、地域内にある美術館や関連組織が有機的かつ効率的に連携・連帯していくことが、より幅広い世界や未来への貢献に繋がるのではないでしょうか。
本パネル・ディスカッションでは、2020年末~2021年初頭に香港で開館予定の大型美術館M+ミュージアム・ディレクター、スハーニャ・ラフェル、東南アジアの近現代美術の収集や理論化に貢献するナショナル・ギャラリー・シンガポール館長およびシンガポール美術館館長ユージン・タン、アジアで最も重要なビエンナーレのひとつとされる光州ビエンナーレの財団理事長キム・ソンジョンを迎え、アジアにおける近現代美術館のパートナーシップの可能性について議論します。
※日英同時通訳付
[出演]
キム・ソンジョン(光州ビエンナーレ財団 理事長、韓国)
スハーニャ・ラフェル(M+ミュージアム・ディレクター、香港)
ユージン・タン(ナショナル・ギャラリー・シンガポール 館長、シンガポール美術館 館長)
片岡真実(森美術館 館長)
[会場]
アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
[定員]
150名(要予約)
料金
[1500円]
※申込み詳細はウェブサイトをご確認ください

スケジュール

2020年2月6日(木)

開館情報

時間
10:0022:00
火曜日は17:00まで
入場料1500円
展覧会URLhttps://www.mori.art.museum/jp/learning/3793/
会場森美術館
https://www.mori.art.museum/
住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)、都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩6分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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