終了した展覧会・イベントです
[画像: 荻原守衛《文覚》1908年、撮影: 大谷一郎]

「男性彫刻 コレクションによる小企画」

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

和田三造、朝倉文夫、荻原守衛、北村西望、平櫛田中
※当館では、緊急事態宣言の発令を受け、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、2021年1月15日(金)より当面の間、夜間開館を中止し、金曜日・土曜日の閉館時間を17:00に変更いたします。

20世紀初頭から1940年代にかけて日本で生み出された、男性をかたどった彫刻を紹介します。会場は3つのコーナーに分かれます。右に進んだ広いスペースには、筋骨隆々の男たちが並びます。「強い男」の一群です。その奥に続くのは肖像彫刻を中心とする作品たちです。「賢い男」と言っていいでしょう。さいごの部屋には主に老人像を並べています。「弱い男」です。それぞれのコーナーには、男性への同じような視線をもつ絵画も一緒に展示しています。  

個々の作品は、石膏像を所蔵するものはあえてそちらを選びました。石膏像は色が塗られていればまだしも、白いままだと汚れて見えますが、作家が粘土で作った像から直接型をとって作られただけに、そこからさらに型抜きしたブロンズ像よりも細部の工夫を忠実に伝えます。

あらゆる表現は、時代や社会の価値観と無縁ではないと言われます。いわゆる「男らしさ」もそう。彫刻家たちはそうした価値観を利用して、西洋で王道だった裸体彫刻を日本に根付かせもし、逆にそれに縛られもしました。そんなことも考えあわせながら、男性彫刻の魅力を見ていきましょう。

スケジュール

2020年11月25日(水)〜2021年2月23日(火)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
備考
1月11日は開館、12月28日〜1月1日・1月12日は休館
入場料一般 500円、大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
展覧会URLhttps://www.momat.go.jp/am/exhibition/malesculpture2020/
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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