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片岡亮介 「ウェルネス・ペインティングス」

VOILLD(ボイルド)
終了しました

アーティスト

片岡亮介
この度VOILLDは、当ギャラリーでは初となる片岡亮介による新作個展「WELLNESS PAINTINGS(ウェルネス・ペインティングス)」を開催致します。

1993年岡山県に生まれ、東京造形大学を卒業後、約3ヶ月の渡米を経て拠点を東京へと移し、アーティストとしての活動を行いながら、グラフィックデザイナー、イラストレーターとしても作品の製作を行うなど、多彩な表現を用いて活躍の場を広げている片岡亮介。数多くのミュージシャンやクリエイターからも支持を得ており、広告やCDジャケット、カルチャーマガジン等への作品提供をはじめ、国内外での個展の開催やグループ展への参加など、精力的に作品を発表をし続けています。

片岡亮介は、古典的な西洋絵画や彫刻をはじめ、現代的なドローイングやペインティング、グラフィックなど、時代やジャンルを超えた様々な手法を取り入れ、独自の表現で制作を行っています。抽象化されながらも生き生きとした人物像や無機質なピクセルアートによるアイコン、フリーハンドの線やアウトライン・面のみでCGのように表現されたモチーフなど、立体と平面、リアルとバーチャルを行き来するかのような素材を組み合わせ、自在に配置し描くことで、新たな視覚表現を生み出しています。

「WELLNESS PAINTINGS」と題された本展では、コロナウィルスの影響により混沌とし、閉鎖的になってしまった世の中や人々の在り方と、美術の根源とも言える「描くこと」への疑問に迫った作品群が制作されました。改めて絵画というものに向き合いながら、立体やシルクスクリーン、CGを用いて制作してきた自身の過去の作品を振り返った時に、先人達が主に用いていた筆を改めて持ち、自身の作品をサンプリングするかのように描き直すことで、その答えを探し出し、より良く世界を見据えるという試みでもあると言えます。筆だけでなく、スプレーやマーカー、シルクスクリーンなどの多様なツールを用いて、それらにそぐわないモチーフを敢えて描き直すというイノセントな行為自体が、描くこと、絵画の在り方への疑問とシンクロし、無意味であることの有意義さ、自ずとそれを行える健康的な生き方の大切さをポジティブに提示しています。また、様々なメディアが融合し、凄まじいスピードで多様化が進む現代において、私たちが向き合うべき事を作品を通してユーモアを混じえながら問題提起しているようにも読み取れるのです。

会場では、新作のオイルペインティング作品、約20点を発表いたします。また、VOILLDと片岡亮介とのコラボレーションによるオリジナルのTシャツなどの新作アイテムも販売予定です。是非ご高覧頂ければ幸いです。皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

スケジュール

2020年7月11日(土)〜2020年8月2日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、火曜日
備考
開館時間 12:00〜19:00、月曜日・火曜日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.voilld.com/post/622510843873148928/kr2020
会場VOILLD(ボイルド)
http://www.voilld.com/
住所〒141-0022 東京都品川区東五反田3-17-4 1F
アクセス都営浅草線五反田駅A6出口より徒歩4分、JR山手線・東急池上線五反田駅より徒歩7分
電話番号03-6416-3972
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