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「複製芸術家 小村雪岱 - 装幀と挿絵に見る二つの精華 - 」

日比谷図書文化館 ミュージアム
終了しました

アーティスト

小村雪岱
大正3年9月、小村雪岱は文豪・泉鏡花による書き下ろし小説単行本『日本橋』で、装幀家としてデビューします。鏡花の小説世界を愛した若き無名の日本画家は、その画号「雪岱」も鏡花によって授けられました。以後、装幀家としてばかりでなく、挿絵画家としても後に「雪岱調」と言われる独自の画風で邦枝完二の新聞連載小説「おせん」などを手がけ、雑誌や新聞などの印刷複製物で活躍します。さらには舞台装置家としての面も見せ、装幀、挿絵、舞台装置と三つの分野で才能をいかんなく発揮しました。

本展では日本画家という出自を持ちながら、装幀家、挿絵画家という職能で輝きを放つ雪岱の仕事に注目、特に挿絵画家としての仕事については、監修者・真田幸治氏の膨大な個人コレクションから当時の雑誌や新聞を用いてふんだんに紹介します。雑誌のページ全体を使って大胆にレイアウトする様など、印刷物を通した複製芸術家としての雪岱の世界をご堪能ください。

[関連イベント]
関連講座「複製芸術家 小村雪岱」
日時: 2021年2月13日(土曜日)午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
場所: 日比谷図書文化館 地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師: 真田 幸治(装幀家、小村雪岱研究家)
定員: 60名(事前申込順、定員になり次第締切)
参加費: 500円
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2021年1月22日(金)〜2021年3月23日(火)

開館情報

時間
10:0019:00
日曜日・祝日は17:00まで
休館日
毎月第3月曜日は休館
備考
2月15日・3月15日は休館、開館時間 10:00〜19:00、金曜日は10:00〜20:00開館、日曜日・祝日は10:00〜17:00
入場料一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/museum/exhibition/komurasettai.html
会場日比谷図書文化館 ミュージアム
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/museum/
住所〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
アクセス東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線霞ヶ関駅C4・B2出口より徒歩5分、都営三田線内幸町駅A7出口より徒歩3分、東京メトロ千代田線・日比谷線日比谷駅A14出口より徒歩7分、JR新橋駅日比谷口より徒歩12分
電話番号03-3502-3340
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