コレクション展というと、たいていは絵画や小さな彫刻が中心で小さく納まりがちであるが、建築といってもよいくらいの大きなサイズの作品や本格的なインスタレーション、自家用ジェット機の原寸模型を含むこの展示を見て、その姿勢を確認することができた。
ジュエリーブランドらしく、ライザー・ルーやジャン=ミシェル・オトニエルなどビーズやガラスを使ったきらびやかな作品、リチャード・アーシュワーガー(クエスチョン・マークの作品)やマーク・ニューソン(ジェット機模型)、川内倫子(写真)などスマートな表現で視覚を満足させてくれる作品が目立つ。
しかし、当然それだけでは終わらない。ロン・ミュエク(巨大な女性がベッドに横たわっている作品)やパナマレンコ(少したよりない形態をした潜水艦のオブジェ)、トニー・アウスラー(ボールに目玉の映像が投影されている作品)など、意欲的なテーマを打ち出すグループショウでも、その文脈を非常に深遠なものに高めているアーティストによる作品が、申し分ない規模で展開されているのも必見である。日本でこれらのアーティストの作品が見れる機会は非常に少ない。
他にも、若すぎるアーティストの作品や、企業が持つには少々思い切りのいる作品、他ではあまり見られないスタイルで収められているアーティストの作品など、なかなか驚きのコレクションを見ることができる展覧会である。


2006
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