公開日:2007年12月3日

THE SIX 現場レポート(2)

関東圏6美大から選抜された36作品が展示される、学生運営型の展覧会「THE SIX」の現場リポートをお伝えします。

THE SIX 提供記事

関東圏6美大の芸術祭への出展作品から選抜された36作品が展示される、学生運営型の展覧会「THE SIX」。数回にわたり、この「THE SIX」の準備の様子や開催後の様子などをお伝えしています。第二回目は、レセプションパーティーの様子について紹介します。

11月29日、一般公開に先駆けTHE SIXレセプションパーティーが開催されました。

THE SIXでは『芸術祭の復興』と『社会への発信』を大きなテーマとしています。このレセプションパーティー完全招待制となっていて、作家が自分の作品を見てもらいたいアーティストや企業をあげてもらいTHE SIXで招待状を送りつながってもらう『社会への発信』の場となります。

完全招待制なんてかっこつけたものの今回第一回目の学生の企画に、本当に来てくれるのかという不安でいっぱいでした。しかし、そんな不安はどこにいってしまったの?というくらいたくさんのお客様に来ていただけました!


まず、展示会場で内覧会が行われました。芸術祭から選出された作品ということもあってどの作品も魅力的で、一カ所に固まるということなく、常に誰かしらが展示を見ているという状態でした。自分が招待した人だけでなく、積極的に自分の作品をプレゼンしている展示者や、話しかけられて、しどろもどろしながらも自分の作品を説明している展示者、また企業やギャラリーなどから声をかけられている展示者をみて、『社会への発信』の場となれたのではないかと思いました。


そのあと、会場を移りレセプションパーティーが開かれました。パーティーは代表杉本のこんなに人が緊張しているのを感じたのは初めて!と言うようなガチガチの挨拶と、カミカミな私の司会で始まりました。パーティーで出された料理はケータリング業者の方々と3人の学生が中心となって一緒に考え、当日学生スタッフみんなで作り上げました。色とりどりで個性的な料理に美大生ならでわの遊び心ある飾り付けは展示者やお客様の胃袋だけでなく心も満足させてくれました。

また、パーティー会場の内装や照明、映像はもちろんのこと、会場の雰囲気作りに活躍してくれた音楽も学生によるものです。自由奔放な音楽集団「ALT」の周りはギターやピアニカ、アサラト、さらにフルートまで!これみんな使うの?っとなってしまうような楽器たちが、素敵な音楽となってパーティーを盛り上げてくれました。

そんなこんなで、あっという間にTHE SIXレセプションパーティーは大盛況のもと終了しました。来てくださった方々の「よかったよ!」という言葉を信じ、自信をもっておすすめさせていただきます!THE SIX12月2日まで横浜赤レンガにて開催中です!ぜひいらしてください!!!

THE SIX

THE SIXとは東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京工芸大学、女子美術大学、大阪芸術大学、京都市立造形大学、京都造形芸術大学、愛知県立芸術大学の全国10美術大学の芸術祭の優秀作品を一同に介した展覧会です。【日本の美大生】の今をご覧ください。