TABuzz with Guest Blogger #7, ロジャー・マクドナルド(アーツイニシアティブトウキョウ)

Are you ready to make the forward leap into hyperspace in three years’ time?

poster for Jonathan Meese

ヨナタン・メーゼ 「ミシマ・イズ・バック」

六本木、乃木坂エリアにある
小山登美夫ギャラリーにて
このイベントは終了しました。 - (2009-09-05 - 2009-10-03)

poster for Keizo Kitajima

北島敬三 「1975-1991」

恵比寿、代官山エリアにある
東京都写真美術館にて
このイベントは終了しました。 - (2009-08-29 - 2009-10-18)

In Main Article 3 特集記事 by TABuzz 2009-09-30

TABuzz#7は、アーツイニシアティブトウキョウ(AIT/エイト)副ディレクター、ロジャー・マクドナルドさんです。ではよろしくお願いします!

▼ロジャーさんがこれから楽しみにしているイベントは?

01- ヨナタン・メーゼ 「ミシマ・イズ・バック」 / 小山登美夫ギャラリー (東京・清澄白河)
メーゼは今活動中の作家の中で最も興味深い作家のひとりです。
彼のマニュフェストの中に、「アートとは文化ではない」という言葉があります。これは、全くもって正しいことだし、彼は優れた画家であると思っています。そして何より彼は東京生まれのアーティストなのです。
こちらのリンクから彼のステイトメントを読んでみてください。

02- 北島敬三 「1975-1991」/ 東京都写真美術館(東京・恵比寿)
北島敬三の沖縄で撮影した「KOZA」シリーズを数年前に那覇で観て、圧倒されたことを覚えています。
森山大道、荒木経惟、杉本博司と共にすばらしい写真家であると思います。

03- 北九州国際ビエンナーレ / 旧JR九州本社ビル 門司港 (福岡県)
移民をテーマに活動しているオルタナティブスペース、ギャラリーSOAPが主催しています。オープニングシンポジウムに合わせて開かれるトークイベントに参加します。

04- 福岡アジア美術トリエンナーレ / 福岡アジア美術館全館、周辺地域 (福岡県)
地域初の、アジアの現代アートを紹介するトリエンナーレ。

▼ロジャーさんが最近行って面白かった思ったイベントは?
Tokyo Art Schoolの様子05- Tokyo Art School 第一回 / ヒルサイドテラス (東京・代官山)
AITと東京文化発信プロジェクトが主催するレクチャーシリーズ。東京芸術大学教授の毛利嘉孝氏とアーティストの畠山直哉氏(2008年のインタビュー)によるディスカッションは、今日のアートと社会について二人それぞれの視点を並列して提示しており、とても興味深いものでした。毛利氏は、アートをアクティビズム、そして一つのプロセスという形で社会を動き回るものとして捉えており、畠山氏はアートを物質的・形式的なものとして捉え、そしてそれらが本来備えている急進性に着目しています。
レクチャーは今後毎月開催していきます。

▼ロジャーさんのおすすめスポットは?

06- 立道屋(東京・代官山)
和食の自然食をリーズナブルな値段で頂くことができます。
店内に流れるロックミュージックもいい。おすすめはジャコ豆腐のサラダ。

07- 財団法人 国際文化会館(東京・六本木)
コーヒーショップや庭園、図書館がある静かな空間です。
コーヒーショップは会員でなくても利用することができます。

▼ロジャーさんが最近読んでいる本は?

08- ダニエル・シュニック(1987年アルベルタ大学)による大正時代のアナーキスト、石川三四郎についての修士論文(PDF)
私は、日本の社会における、政治的または芸術的対立という考えに興味があり、また、ヨーロッパ諸国の歴史とそれとの顕著な違いにも注目しています。
石川やその他の左翼傾向の人々は、1930年代には軍事主義者によって激しく抑圧されていました。
彼は迫害から逃れるために、人目を忍ぶようにして禅に感化された過激な個のユートピアニズムへと逃げ込みました。そして珍しい日本の政治的結社を発足させたのです。それは今の日本に生きる人々にとって、意味のあるヒントを含んでいるのではないでしょうか。

09- 「聖なる神の御名、白い女神」ロバート・グレイブス
読み終えることはおそらく不可能だろう本の1冊。文学史上、最もサイケデリックな作品の一つ。他には「Finnegans Wake」などもおすすめです。
グレイブスは本書で、ウェールズ地方の吟遊的詩作、紀元前の女神崇拝、そして喋る木の起源について、理論、歴史、神話さらには空想的妙技をもって熟考しています。
この本を少し開いてから眠りについています。

▼ロジャーさんのお気に入りのプロダクトは?

10- MacBook Air
大学の講義でラップトップパソコン持ち運ぶので、移動用に購入しました。

11- かみそり
私の左あごに生えてくる謎の白い毛を手入れするのに毎日使っています。数年前にも左の後頭部に似たような現象がありました。

▼ロジャーさんのいま注目のウェブサイトは?

12- ClickOpera by モーマス
毎日チェックしています。

13- レイ・ミアーズのYouTubeビデオ
ミアーズはサバイバルスキルのエキスパート。どのようにナイフを研げば良いのか、火をおこせば良いのか、外でパンを焼けば良いのか等を教えてくれます。

▼ロジャーさんが最近注目していることは?

14- 現在東京で起きているアクティヴィズムとしてのアート活動
下北沢再開発への反対運動や、アーティストたちの宮下公園ナイキ化計画への反対運動、そしてこれらのイニシアティブが日本でどのような意味をもちうるのかに注目しています。
http://www.indymedia.org.uk/en/2009/08/436359.html(英語)

15- 多文化社会におけるハーフのアイデンティティについて
展覧会や、トークイベントやウェブサイトを通じて、ハーフの日本人のアイデンティティと課題を調査します。
http://www.hafujapanese.org/

▼ロジャーさんが最近注目していることは?

16- 日本共産党

– ありがとうございました!

TABuzz with Guest Blogger #7, ロジャー・マクドナルド(キュレーター、ディレクター)

今から3年後、ハイパースペースへと飛躍する準備はできていますか?

1971年、イギリス人と日本人の両親から生まれる。イギリスの大学にて美術理論を学び、2000年博士号取得。2001年に設立された、ノンプロフィットのキュレーター集団Art Initiative Tokyo(AIT)の創設者の一人。インディペンデント・スクールMAD、アーティスト・イン・レジデンスプログラム、様々なイベントを運営するほか、学校や企業との協同事業も行う。
2006年の第一回「シンガポール・ビエンナーレ2006」では、キュレーターとして活動。武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学にて教鞭をとり、AITではMADコースのプログラムディレクターも務める。
2009年9月2日、日本国籍を取得。もうすぐ東京を抜け出して森の中へ引越をしようと計画中。
http://rogermc.blogs.com/tactical/

TABuzz

TABuzz. 毎回、東京のアートシーンにいるアーティストをはじめ、アートの現場で働く関係者、コレクター、ブロガーetc…東京で今を楽しんでいる皆さんをゲストに招いていきます。”Buzz”とは、わいわい、がやがやしている様子を表す言葉。それぞれのライフスタイルをもったゲストの周りで、今”わいわい”と賑やかなもの・ことを紹介してもらいます。 ≫ 他の記事

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