現在国立新美術館にて開催されている第13回文化庁メディア芸術祭(以下メディア芸術祭)をフォトレポートします。
会場ではアート、アニメ、映像、ゲーム、Web、マンガなど54ヶ国・地域の2,592作品から選ばれた受賞作品と審査委員会推薦作品が上映・展示されている。
メディア芸術祭会場では、受賞作品の紹介・展示のほかにも、シンポジウムが数多く開催され、プレゼンテーションも毎日のように行われている。
今月7日日曜日に行われたプレゼンテーションイベント「ART Apps Collection」では、ジャーナリストの千葉英寿氏主催で、アートとiPhoneについてのプレゼンテーションイベントが開催され、アートに関連するiPhoneアプリの製作者・アーティストなどが参加した。
今回、メディア芸術祭のために公式iPhone & iPod touch対応アプリケーションが作成された。
JMAF naviと名づけられたアプリでは、主要受賞作品と贈賞理由、一部作品の動画も閲覧可能だ。
また、会場での利用者の位置情報を読み取り、自動的にハッシュタグをつけてTwitterに投稿できるようになっている。
ダウンロードは無料、ただし容量が大きいためiTunes経由でのインストールもしくはWi-Fi環境が必要だ。
会場にはTwitterのコーナーも設けられ、その場でしか利用できないシークレット機能もあるとのこと。
メディア芸術祭の公式Twitterアカウントはこちら。http://twitter.com/JMediaArtsFes
メディア芸術祭を通じたハッシュタグは #JMAF2009 となっている。
他に同時開催で東京都現代美術館の「サイバーアーツジャパン アルスエレクトロニカの30年」など、メディアアートの軌跡を辿る展示があるので、興味のある人はあわせて行くのをおすすめしたい。