ウィリアム・ケントリッジ演出の超貴重なオペラ公演が上映中!

【Art Beat News】世界最高峰のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場の作品を日本でも限定上映!

In Art Beat News by Art Beat News 2013-11-20

130年の歴史を誇る世界最高峰のオペラハウス、NYのメトロポリタン歌劇場(以下、MET)。現在、このMETで発表された最新のオペラ公演が世界各地の映画館へと配信される試みが行なわれている。最先端の撮影技術をフルに利用した臨場感あふれるカメラワークのほか、5.1チャンネルの音響設備によるサラウンド音響をリアルに届けるとあって、ファンのみならずオペラ初心者にも大きな話題となっている。

The Nose - The title character in Act 1 of Dmitri Shostakovich’s The Nose. ©Ken Howard/Metroplitan Opera

そして日本上映では、かのウィリアム・ケントリッジが演出を手がけ、世界中で大絶賛されたオペラ公演《鼻》が11月22日(金)まで全国各館で限定上映されている。
ケントリッジといえば、南アフリカ出身のビジュアルアート界の巨匠。手書きアニメーションによる映像やインスタレーションで、自国の人種的差別や政治体制の問題などに鋭くメスを入れた作品で知られている人物だが、彼の生み出す映像空間はユーモアにあふれた唯一無二のもの。

The Nose - Paulo Szot ©Ken Howard/Metroplitan Opera

今回手がけたショスタコーヴィチ作曲の《鼻》とは、あるとき主人公の顔から離れ、人格をもって街を徘徊する「鼻」に焦点を当てた不思議な物語。パーカッションのみで演奏されるジャズ風の間奏曲や、「鼻」の見物人が歌う合唱など、どれもオペラの常識を覆す実験的な試みが随所で展開される。そこにケントリッジの魔法がかかるとあれば、誰も観たことのないオペラへを見せてくれるに間違いないだろう。

そのほかにも注目の演目が目白押し。
この貴重な機会をお見逃しなく。

公式ウェブサイト

Text: Arina Tsukada

Art Beat News

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