歴史的な芸術祭が復活!「牛窓・亜細亜藝術交流祭」が開催中

【Art Beat News】Chim↑Pomやナム・ヒョジュンなど若手作家の新作が出品

In Art Beat News by Art Beat News 2014-09-06

ナム・ヒョジュン|Nam Hyojun

芸術を通じてアジアの若者たちの交流を図る「牛窓・亜細亜藝術交流祭 Ushimado Asia Triennale 2014」が岡山県瀬戸内市の牛窓にて開催されている。開催期間は9月14日(日)まで。

牛窓は日本のエーゲ海とも呼ばれ、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれた地域。古くから朝鮮通信使など海外との交流も盛んに行われていた。1984年から9回にわたり開催された「JAPAN牛窓国際芸術祭」や、1985年の「牛窓国際ビエンナーレ」を引き継ぎ、再び牛窓という地で若いアーティストたちの交流と育成を実現する狙い。

有賀慎吾|Shingo Aruga

今回の芸術祭では、20代から30代の若手アーティストの新作のみが出品される。また、全体のテーマは意図的に設定されていない。これらは、鑑賞者に自由な解釈の余地を与え、純粋に芸術を楽しんでもらうことを目的としているため。総合ディレクターの花房太一氏は「テーマからこぼれ落ちる部分にこそアートの面白さがある。そこで、テーマに収まりきらない作品を制作するだけの力を持った作家を選出した」と語る。

1980年代に牛窓で開催された芸術祭にはマリーナ・アブラモビッチやダニエル・ビュラン、蔡國強など、現在では大御所として活躍している作家も参加していた。21世紀を迎え改めて開催される今回の芸術祭も、次世代を担うアーティストの萌芽を目の当たりにできる好機かもしれない。

林千歩|Chiho Hayashi

伊東宣明|Nobuaki Itoh

■参加アーティスト
Chim↑Pom、ナム・ヒョジュン、有賀慎吾、伊東宣明、遠藤一郎、林千歩、松井えり菜、久保田厚子と教え子達

■「牛窓・亜細亜藝術交流祭」開催概要
期間:2014年9月14日(日)まで
会場:岡山県瀬戸内市牛窓地域
(牛窓オリーブ園、牛窓シーサイドホール、岡山県立邑久高等学校、国立療養所長島愛生園、国立療養所邑久光明園、瀬戸内市立美術館、夢二生家・少年山荘(夢二郷土美術館分館))
主催:服部恒雄
事務局長:藤井雅司
総合プロデューサー:丹羽英喜
総合ディレクター:花房太一

Text:玉田光史郎

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